藤原姓四保氏流の柴田氏
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藤原姓四保氏流の柴田氏も陸奥国柴田郡の豪族である。後世伊達氏に仕え、代々その重臣として天下に聞こえた。 『伊達世臣家譜』には「柴田は姓・藤原。伊達世臣伝記をあんずるに曰く、その先・本結城の庶流と。またいう、天文中、直山公の時、一家に列すと。その出自を知らず。四保但馬定朝(はじめ四郎と称し、中ごろ伊予と称す)を祖となす。その家・世々柴田をもって氏となす……」と見える。 『地名辞書』には「柴田四保氏は、結城の庶流とも伝うれば、恐らくは常陸真壁郡の村田、四保の一族ならん。村田、四保は小山朝政の四世孫、朝村を祖とすといえば、正治3年〔1201年〕の芝田次郎滅亡ののち、四保氏・これに代われるなり……」とある。 伊達氏家臣の柴田但馬守宗朝や、その養子柴田外記朝意(実父は佐竹親栄)らは、諸書古文書に多く散見される。
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