藤原姓安達氏流
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/29 00:04 UTC 版)
本姓を藤原氏とし、安達氏の傍系とする家系に大曾根氏あり。出羽国最上郡大曾根庄より起こる。大曾根荘は藤原頼長の所有であり藤原基衡が管理を任されていたが、保元の乱による頼長の死によって後院領となった。その後奥州藤原氏の滅亡とともに安達氏が地頭となり安達盛長の子時長が地名から大曾根氏を名乗った。しかし、霜月騒動で安達氏本宗家が滅ぶと大曾根氏もそれに殉じた。 系譜 安達藤九郎盛長―大曾根次郎兵衛時長―上総介盛泰―上総介長経―上総介宗長―上総介長顕 傍流に下記の系統あり。 系譜 大曾根次郎兵衛時長―二郎左衛門尉盛経―太郎左衛門尉長頼―弾正忠右衛門尉頼泰―三郎頼方
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