葛城・金剛山高天台 - 奈良県御所市高天とは? わかりやすく解説

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葛城・金剛山高天台 - 奈良県御所市高天

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/05 04:49 UTC 版)

高天原」の記事における「葛城・金剛山高天台 - 奈良県御所市高天」の解説

奈良県南部御所市高天金剛山の麓に広がる台地上に位置する古く葛城といわれた地域で、そこにそびえ立つ金剛山は、古く高天原山といわれていた。付近天上神々住んだ高天原伝承地で、ここに所在する高天彦神社延喜式では最高の社格とされた名神みょうじん大社で、祭神葛城氏祖神高皇産霊(たかみむすび)神。社殿後方白雲峯(694m)を御神体とする。参道両側には古木が立ち並び神さびた雰囲気漂わせている。古典作品では、『蜻蛉日記』にて『夢ばかり見てしばかりにまどひつつ明くるぞ遅き天の戸ざしは(203-05下)』という和歌があり、さらにこれに続く和歌として『さもこそは葛城山馴れたらめただ一言限りなりける(203-07下)』とあることから、天岩戸葛城山にあったとする理解遅くとも平安時代まで遡ることが解る鎌倉時代の『三流抄』には『太神・・・大和国葛城山高間天岩戸閉籠リ玉フ』とあり、また能の葛城代主などの舞台もこの地とされることから、中世における高天原所在地葛城山付近理解されていたと考えられる最終的に江戸時代初頭まで、新井白石常陸国説を唱えるまでは、この地が高天原史跡だと考えられていたらしい。なお、高天原石碑はこの地区にある寺の駐車場ところにある。

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