荒井神社 (南丹市)とは? わかりやすく解説

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荒井神社 (南丹市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/31 02:29 UTC 版)

荒井神社

本殿(京都市指定有形文化財)の覆屋
所在地 京都府南丹市八木町美里荒井1
位置 北緯35度5分49.07秒 東経135度30分23.38秒 / 北緯35.0969639度 東経135.5064944度 / 35.0969639; 135.5064944
社格 式内社(小)論社
村社
創建 不詳
本殿の様式 一間社流造檜皮葺
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鳥居

荒井神社(あらいじんじゃ)は、京都府南丹市八木町美里にある神社。式内社論社で、旧社格村社

祭神

  • 荒魂神

祭神は物部氏祖神・宇摩志麻遅命とする説もある[1]

歴史

創建は不詳。『日本三代実録元慶6年(882年)10月9日条に、従五位を授けられた丹波国荒井神の記載があり、その頃の存在は確認されている。

当社が郡内の古社であり、また当地を「志麻郷」と言ったことなどから、平安時代中期の『延喜式神名帳』に記載される式内社「丹波国船井郡 嶋物部神社」の論社とされている[2]

当社には隣接して西光寺があり、神仏分離までは当社に神官はおらず西光寺の僧が奉仕していた[3]

永正16年(1519年)、永禄9年(1566年)、明暦3年(1657年)には建造・補修がなされており、棟札が現存している。

明治6年(1873年)、近代社格制度において村社に列した。

境内

文化財

京都府指定文化財

  • 有形文化財
    • 荒井神社本殿(附 覆屋1棟、棟札2枚) - 2023年(令和5年)3月24日指定[4]

本殿は、京都府指定有形文化財への指定以前、1988年(昭和63年)に京都府登録有形文化財に登録され、1985年(昭和60年)に八木町指定有形文化財(のち南丹市指定有形文化財)に指定されていた。

現地情報

所在地
交通アクセス
周辺
  • 西光寺 - 隣接

脚注

  1. ^ 『京都府の地名』荒井神社項。
  2. ^ なお『丹波志桑船記』では、同郡の式内社「志多非神社」に比定する(『京都府の地名』荒井神社項)。
  3. ^ 荒井神社丹波の神社[個人サイト])
  4. ^ 令和5年3月24日京都府公報 (PDF) より、京都府教育委員会告示第2号(リンクは京都府ホームページ)。

参考文献

  • 『日本歴史地名大系 京都府の地名』(平凡社)船井郡荒井神社項

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