若者言葉としての「エモい」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/30 00:55 UTC 版)
「エモい」の記事における「若者言葉としての「エモい」」の解説
若者言葉としての「エモい」自体は2007年頃から存在していたが、三省堂の「今年の新語 2016」で2位にランクインしたことをきっかけに話題になった。 ベンチャー企業「COMPLExxx(コンプレックス)」の調査に拠れば、10 - 20代の女性中心516名のうち、79%が「エモい」について「知っている」と回答。使うシーンとしては「ぐっと来た瞬間、感動した瞬間」53%、「『ヤバい』の代用」20%、「悲しい、寂しいなど暗い感情のとき」10%であり、同社代表より「言葉にできない絶妙な感情を表現する目的で、これまでの『ヤバい』と似た使われ方をしている」との指摘がなされている。日経MJの記事でも、「エモい」について「『うれしい、切ない、寂しい』などの複数に交じった感情を表現するとき、『ヤバい』と似た使われ方をされる」と解説しているが、前出の荒川は「ヤバい」の代用という意味は正しくないと述べている。2016年に入り若者の間で「エモい」が使われるようになった要因として、「ストレートに感情を表現できないモヤモヤが増えたため」との指摘がある。 2006年12月に出版された大修館書店「みんなで国語辞典!」においては、「エモい」について「怒って感情を露にすること」と解説されている。
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