若者流の敬語表現
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/14 07:30 UTC 版)
バイト敬語・体育会系(敬)語、「っす」体など、規範主義者の主張する「敬語」ではない待遇表現が見られる。 ×じゃ博士は、どこへ行かれるのですか(昭和14年〈1939年〉、海野十三『火星兵団』)→いらっしゃるのですか ×そうじゃないですよ(昭和3年〈1928年〉、平林初之輔『人造人間』)→そうではありませんよ ×これでいいっすか?→これでいいですか? (1)と(2)については、若者に限らず戦前から広く用いられてきた表現であり、誤用と見なさないことも多く、昭和27年(1952年)には国語審議会によって「(「れる」について)すべての動詞に規則的につき、かつ簡単でもあるので、むしろ将来性があると認められる」「(「形容詞+です」について)平明・簡素な形として認めてよい」とされている。(3)は若者からも嫌われる場合もある。
※この「若者流の敬語表現」の解説は、「若者言葉」の解説の一部です。
「若者流の敬語表現」を含む「若者言葉」の記事については、「若者言葉」の概要を参照ください。
- 若者流の敬語表現のページへのリンク