花園組
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 12:40 UTC 版)
「もう誘拐なんてしない」の記事における「花園組」の解説
福岡県北九州市門司区を縄張りにしているテキ屋系の任侠一家。門司港から発祥したバナナの叩き売りが始祖にあり、それで財を成してきたためが代紋はバナナが誂えられている。かつて組員は百名以上いたが、現在は十数名程に激減し、実際にいるのはたったの7名で、後は部活動の幽霊部員ならぬ幽霊組員という現状にまで弱体化しているが、面子もあって参加していない組員を破門にはしていない。 花園皐月 25歳、周五郎の先妻の娘で絵里香の姉。皐月の母親は自身を産んですぐに亡くなり、周五郎とその他組員に囲まれた環境故に男勝りな性格に育つ。乱暴だが姉御肌な性格で正式に組に属してはいないが周五郎以上に組員に慕われている。絵里香同様に料理の腕は壊滅的らしい。 花園周五郎 「花園組」組長。皐月には厳しく接する反面、絵里香を溺愛し過保護な愛情を注いでいる。組長としての器量や能力に欠けているから人望が足りず、部下達からの信頼は低くぞんざい気味に扱われている。ハイカラ趣味な一面もあり、自宅もヤクザに似つかわしくない西洋風にアレンジしている。 山部勢司 29歳、皐月の大学時代の先輩という間柄。「花園組」では高沢の次に位置する。ダークスーツを着こなした長身の男性。かつては数々の武勇伝を残してきた札付きの不良であり、その後一転して大学に進学するもその過去が尾を引いて就職活動もままならず現在に至る。冷静沈着で頭の切れる。 高沢裕也 「花園組」若頭。組内の№2であり、右腕として周五郎の信頼も厚い。 黒木剛史、白石浩太 「花園組」の下っ端の組員の2人組。黒木は黒いスーツを着た小太りの男、白石は白いスーツを着た痩せた男で2人揃ってオセロを連想させる格好をしている。周五郎の命令で絵里香の身を守るために絵里香を監視していた。2人揃って半人前と言われるほどとっぽく頭も悪い。 菅田敏明 「花園組」組員。茶髪にピアスと派手な身なりの男性。平戸と共に馬券を売るノミ屋の仕事に手を出している。皐月に好意を寄せており、皐月を目の前にすると異様にテンションが高くなる。 平戸修平 「花園組」組員。短い髪にメタルフレームの眼鏡を掛けた生真面目でやや暗い性格。
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