花園ヤンキース
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/04 16:52 UTC 版)
昨年の地区大会優勝チーム。変化球投手である新村卓哉を擁するチーム。 前年の都大会では決勝で調布ブルージェイズに敗れた事が、同チームの監督の台詞から示唆されている。ブルージェイズ監督の評価は「確かにあそこは良いチームだが、お前(桐生真也)がわざわざ偵察に行くまでもあるまい」との事。前年はブルージェイズに所属していたはずの一八がヤンキースの面々を知らない事から、両チームの対戦時には既に一八はチームを離れていた。 新村卓哉 左投左打 投手 サイドスローの左腕。7色の変化球を操る。 ファイターズとの決勝戦では先発。3回戦ではリリーフの描写もある。 ナックルボールはブルージェイズまで温存する予定だったが、ファイターズとの決勝戦で使用した。しかし、多投すれば握力を失う変化球投手の宿命を背負っており、大将にサヨナラ本塁打を浴びる。 西田 右投右打 捕手 4番打者。決勝まで勝ち上がった事で、不破、牛太郎、光次郎を抑えて自動的に大会ホームラン王の座を手中にするが、三人は「試合数が多ければ俺たちだって!」と悔しがっていた。 一八からも第一打席で満塁本塁打を放っているが、二打席目以降はノーヒット。 いつも新村の投球解説に驚いていることから、リード面はあまり優れていない。 新村隼人 右投右打 中堅手 1番打者。新村卓哉の1歳下の弟で、ファイターズとの決勝戦では初回にヒットを放ち、盗塁して相手の野選を誘ったりと西田の満塁本塁打のお膳立てした。しかし、二打席目以降は出塁出来ず。 松本 右投 投手 2番手投手。1、2回戦で好投し、3回戦では新村卓哉のリリーフを仰いだ。 根本 右投右打 二塁手 2番打者。送りバントの名人で、決勝では初回に捕手前のバントで野選を誘う。 池山 右投右打 遊撃手 3番打者。決勝では初回無死一、三塁でセカンドゴロとなるが、二塁手がバックホームしたのを見て三塁走者の隼人が帰塁して野選を誘い、無死満塁とする。 江藤 左投左打 一塁手 5番打者決勝戦では初回、西田に満塁本塁打を打たれて開き直ったファイターズのエース相羽一八に抑えられ、以降の各打者が無安打に抑え込まれる要因となった。
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