艦上装置
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/23 02:39 UTC 版)
「QH-50 DASH」の記事における「艦上装置」の解説
DASHシステムは、無人航空機(UAV)のほか、敵潜水艦の捜索・追尾にあたるAN/SQS-29/30/31/32ソナーと、航空機の捕捉・追尾にあたるAN/SPS-10レーダーおよびMk.25レーダー、そして無線や信号処理装置、情報表示装置といった艦上装置によって構成されていた。 AN/SRW-4B艦上誘導装置(Target Control System)には2基の操縦装置が含まれており、1基はヘリコプター甲板、1基はCICに配置されていた。飛行甲板の操縦装置は離着陸を、CICの操縦装置は目標までの飛行と攻撃を担当した。CICの操縦装置は半自動操縦とレーダーを援用していたが、機体を見ることができず、高度も把握できなかったので、しばしば機体は失われた。のちに偵察用としてカメラを搭載した際には、運用面でも良好な結果が得られたとされている。 また荒天での着艦支援のため、LAD/SLAD着艦拘束装置が開発されたものの、成績不良のため装備化されなかった。
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