【OYQ-8】(おーわいきゅうーはち)
ミサイル艇1号や「はやぶさ」型に搭載されている戦闘指揮システム。
OYQ-8はこれらのミサイル艇に搭載するため、システムの小型化が大きな焦点となった。
このため、コンピューターは小型のUYK-43のみに限られている。
しかし、前代のUYK-20よりも高性能化(16ビット→32ビット)したため、OYQ-5では搭載できなかったリンク11の搭載が実現している。
なお、このシステムの派生として、OYQ-8B(11PG「はやぶさ」のみに搭載)、OYQ-8C(12PG「おおたか」以降搭載)がある。
OYQ-8
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/26 08:08 UTC 版)
ミサイル艇(PG)向けに開発されたOYQ-8シリーズも、OYQ-5/6/7と同様に小型コンピュータのみが使用されている。ミサイル艇1号型(02PG)で搭載されたOYQ-8では、OYQ-5と同様にUYK-20が1基搭載された。続くはやぶさ型ミサイル艇(11PG)で搭載されたOYQ-8Bおよび改良型のOYQ-8Cでは、新世代のAN/UYK-44に更新された。 なお、特に76mm単装速射砲を備えた11PGのOYQ-8Bにおいては、センサとしてOPS-18-3対水上捜索レーダーやOPS-20航海レーダー、NOLR-9B電波探知装置(ESM)など、また武器システムとして艦対艦ミサイル艦上装置とFCS-2-31Cを備え、またリンク 11への接続能力を備えるなど、対空捜索レーダーや対潜戦用の水測装備・対潜兵器を持たない点を除けば、OYQ-6に類似した機能となっている。
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