船会社のギルドハウス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/12/06 03:57 UTC 版)
「船員組合 (リューベック)」の記事における「船会社のギルドハウス」の解説
リューベックの聖ヤコブ教会の向かいにある船員組合は、1535年にギルドハウスとして購入し、1538年までかけて再建され、今日でも人気がある。隣接する建物を追加購入して、組合員のために18世帯分の住まいが確保された。大通り2番地の海運会社の建物は、初期ルネサンス様式で建てられている。レンガルネサンスの時期は、素人にはレンガゴシックの時期との区別が非常に難しい。入り口の前に立つと、前に突きだしている神の地下倉(バー)、レンガに帆船をデザインした風見鶏、「リューベックの鷲」(Adler von Lübeck、帆船の名前)の絵が目に入る。この建物は、第二次世界大戦の間も、リューベックの旧市街と同様、歴史的建造物の保護ということで、空爆を生き延びてきた。建物の内部は、1972年から1976年まで4年がかりで改修工事がなされている。今日、この建物はレストランと居酒屋として営業している。ハンス・レイプは、「世界で最も古典的な居酒屋」を自負している。2005年には、当時の社長だったヴォルフガング・ステッフェンスとゲルハルト・ビルンスティングルの采配で中庭に「船乗りの庭」がオープンし、客は野外でも飲食できるようになった。2015年3月1日、フランク・ヘーネとミヒャエル・エンゲルが、レストランの経営を引き継いだ。
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