航空交通管制部の一覧
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/02 16:13 UTC 版)
「航空交通管制部」の記事における「航空交通管制部の一覧」の解説
日本を覆う福岡飛行情報区(福岡FIR)には、4つの航空交通管制部がある。それぞれの航空交通管制部は、管轄空域をさらに細分化したエリア[要曖昧さ回避](セクター[要曖昧さ回避])ごとに業務を行っている。航空交通管制部にはICAO空港コードが割り当てられている。札幌ACCはRJCG、東京ACCはRJTG、福岡ACCはRJDG、神戸ACCはRJBGである。 札幌航空交通管制部 (札幌ACC) - 北海道札幌市東区 セクター数7。東京ACC以北の航空路管制を担当する。 東京航空交通管制部 (東京ACC) - 埼玉県所沢市 セクター数22。宮城県・山形県から岡山県・島根県付近までの航空路管制を担当する。 所沢航空記念公園内にあり、所沢航空発祥記念館が隣接する。 福岡航空交通管制部 (福岡ACC) - 福岡県福岡市東区 セクター数8。区域再編が行われており、2021年2月現在、東京ACC以西の33,500ftより高高度と、神戸ACC・ATMCに移管していない、沖縄本島以南の先島諸島・沖縄西方の東シナ海など一部洋上の低高度の航空路管制を担当する。航空交通管理センター (ATMC)・福岡VORTAC(DGC) が併設されている。 ICAO空港コードのRJDGのDGは、かつて管制部の所在地に存在した雁ノ巣飛行場(ブレディ飛行場)の航空無線標識局のコールサインDGに由来する。 神戸航空交通管制部 (神戸ACC) - 兵庫県神戸市西区 セクター数11。旧神戸航空衛星センターに、旧那覇ACCを移転する形で設置。区域再編が行われており、2022年2月現在、岡山県・鳥取県より西、瀬戸内海の備讃瀬戸より南、紀伊水道より西および、沖縄本島の中央部より北の空域のうち、33,500ftより低高度の航空路管制を担当する。分室として、沖縄県那覇市に神戸航空交通管制部那覇分室を設置。
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