舞子駅乗客転落死亡事故
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 15:00 UTC 版)
「日本の鉄道事故 (2000年以降)」の記事における「舞子駅乗客転落死亡事故」の解説
2010年(平成22年)12月17日 21時50分頃(鉄道人身障害事故) 兵庫県神戸市垂水区のJR西日本・山陽本線(JR神戸線)舞子駅で、女性が先頭車両同士を連結した部分の隙間に転落。これに気づかなかった乗務員が列車を発車させてしまい、女性は列車にひかれて死亡した。 この事故を重く見たJR西日本は、死角対策及び注意喚起として、一部の車種(国鉄時代に製造された気動車など)や他社線に乗り入れる列車を除き、編成の中間に挟まれる全ての先頭車の前照灯を点灯する措置を行った。一部の先頭車両には音声による警告放送装置が取り付けられている。521系・227系といった短編成を組む車両には先頭車間転落防止幌を取り付けた。207系・221系・223系・225系も、他の先頭車と連結することが恒常的にある車両は先頭車間転落防止幌が順次検査時などに取り付けられている。 詳細は「舞子駅#ホーム転落事故(2010年12月17日)」を参照 死亡事故発生後、乗客の転落防止のため、連結部分の前照灯を点灯させる措置が行われている。 死亡事故発生後、装着が進められている先頭車間転落防止幌 増解結をする新型車両には予め先頭車間転落防止幌が設置されている。
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