興福寺北円堂無著世親像とは? わかりやすく解説

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興福寺北円堂無著・世親像(奈良県奈良市、国宝)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 01:13 UTC 版)

鎌倉文化」の記事における「興福寺北円堂無著・世親像(奈良県奈良市国宝)」の解説

1212年建暦2年)に運慶指導のもとで制作され肖像彫刻上述弥勒仏像左右にそれぞれ片足弥勒仏踏み出した形で安置されている。カツラ材を用いた寄木造玉眼嵌入する。無著アサンガ)・世親ヴァスバンドゥ)の兄弟5世紀ころ、北西インドガンダーラ生まれ大乗仏教唯識派法相宗)の教義確立した思想家肖像実際モデル不明ながら、写実性の高い像として古来著名である。弥勒仏坐像台座の銘によれば世親像は運慶男運賀、無著像は六男運助の担当推定される。しばしば日本肖像彫刻最高峰評される傑作である。

※この「興福寺北円堂無著・世親像(奈良県奈良市、国宝)」の解説は、「鎌倉文化」の解説の一部です。
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