興福寺東金堂維摩居士坐像・文殊菩薩坐像(奈良県奈良市、国宝)
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「鎌倉文化」の記事における「興福寺東金堂維摩居士坐像・文殊菩薩坐像(奈良県奈良市、国宝)」の解説
維摩居士坐像の像内に銘記により、1196年(建久7年)仏師定慶の造立と知られ、同期に造られたとみられる文殊菩薩坐像と一対をなしている。『維摩経』のなかの病んだ維摩居士を文殊菩薩が見舞う一節を写実的に表現している。口をひらいて法論を挑む老いた病維摩に対し、それを黙って聞く若々しい文殊の姿が対照的である。
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