自衛隊発足(じえいたいほっそく)
歴史的に、1950年の朝鮮戦争が、自衛隊の誕生に結びついている。朝鮮戦争の勃発とともに、GHQ(連合国軍総司令部)は警察予備隊の設置を指示した。アメリカ軍は軍事指導とともに、武器も提供した。これによって警察予備隊が発足した。
この警察予備隊は1952年に保安隊になる。1954年、軍備や人員も強化され、現在の自衛隊となった。自衛隊法によると、自衛隊は、「国家の平和と独立を守るために日本を防衛する組織」だ。自衛隊を統括する機関としては防衛庁が設置された。
1949年4月北大西洋条約調印
1950年6月朝鮮戦争開始、7月警察予備隊発足
1951年9月日米安保条約調印
1953年7月朝鮮休戦協定調印
1954年7月防衛庁と自衛隊発足
(2000.11.01掲載)
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