自動交換化時代のアナログ電話網
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/03 04:11 UTC 版)
「公衆交換電話網」の記事における「自動交換化時代のアナログ電話網」の解説
加入者線・端局 (EO:End Office) 約7000局・集中局 (TC:Toll Center) 526局・中心局 (DC:District Center) 81局・統括局 (RC:Regional Center) 8局の4階位であった。加入者線・端局・集中局間は2線式回線、集中局で2線 - 4線の変換を行い、集中局・中心局・統括局相互間は4線式回線であった。 DCは都道府県毎に1 - 数か所、RCは札幌、仙台、東京、金沢、名古屋、大阪、広島、福岡の8か所に配備されたツリー状ネットワークで、通信網は最終的にRCのレベルで相互に接続されていた。 カールソン課金制御は、発信元の交換機があらかじめ記憶しておいた積算表により着信先の市外局番で1度数の時間をきめて積算するもので、自動車電話・船舶電話は通話先の所在地で課金単位を変化させていた。 電話料金請求書作成は、電話局構内に設けられた加入者課金メーターパネルを月に一度撮影し、手作業でキーパンチしていたが、後にOCRが導入された。 回線損失配分計画は、効率的に網を整備するため数の多い下位回線に多くの損失を配分していた。 加入者 - 加入者:32dB 加入者 - 端局:7.5dB 端局 - 集中局:4.5dB 集中局 - 中心局:4dB 中心局 - 統括局:0dB 統括局 - 統括局:0dB
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