(旧)脇野田駅舎
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/27 06:06 UTC 版)
2014年(平成26年)10月18日をもって運用を終了し、翌11月5日から解体撤去された旧脇野田駅舎は、現在の東口駅前広場の東側(大和二丁目1番1号)に所在していた。 島式ホーム1面2線を有する地上駅で、線路東側の駅舎とは1番線側に設置された構内踏切で連絡していた。駅舎は開業当時から使用されていた木造の平屋建となっていた。 駅舎内には有人改札を兼ねる出札窓口のほか、自動券売機、トイレなどが、ホーム上には待合室が設置されていた。また駅舎内の待合室には1998年の北陸新幹線・長野駅 - 上越駅(仮称)間の起工式で執り行われた神事に使用された鎌・鍬・鋤が展示されていた。駅舎沿いにはその際に記念植樹されたソメイヨシノが植栽されていた。長谷川八郎顕彰碑は駅舎向かい側に建立されていた。 旧駅舎は前述のとおり、駅移設後の2014年11月に撤去された。また駅前の顕彰碑は東口へ移設、記念植樹のソメイヨシノは西口へ移植されたが、その他の樹木は根の張りが弱かったほか、元々移植に適さない樹種であったことなどから伐採撤去された。また、起工式の鎌、鍬、鋤はSAKURAプラザ内に設けられる展示スペースへ移設された。
※この「(旧)脇野田駅舎」の解説は、「上越妙高駅」の解説の一部です。
「(旧)脇野田駅舎」を含む「上越妙高駅」の記事については、「上越妙高駅」の概要を参照ください。
- 脇野田駅舎のページへのリンク