聖ロクスの栄光
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『聖ロクスの栄光』(せいロクスのえいこう、伊: San Rocco in Gloria, 英: Saint Roch in Glory)は、ルネサンス期のイタリアのヴェネツィア派の巨匠ティントレットが1564年に制作した絵画である。油彩。キリスト教の聖人でペスト患者の守護聖人である聖ロクスを主題としている。ティントレットがヴェネツィアのサン・ロッコ大同信会の大規模装飾の発注を得るきっかけになった最初の作品で、アルベルゴの間の天井画として楕円形の画面に描かれた。現在も同同信会に所蔵されている[1][2][3][4][5]。
- ^ a b c d 『西洋絵画作品名辞典』, p. 402-403
- ^ a b c 『グレート・アーティスト56 ティントレット』p.6-7。
- ^ a b c d e f g “Sala dell'Albergo”. サン・ロッコ大同信会公式サイト. 2023年12月7日閲覧。
- ^ a b c d e f “Tintoretto”. Cavallini to Veronese. 2023年12月7日閲覧。
- ^ a b c d “The Apotheosis of St Roch”. Web Gallery of Art. 2023年12月7日閲覧。
- ^ a b c 河田淳 2016, p. 86
- ^ a b c 『西洋美術解読事典』, p. 375「ロクス(聖)」
- 1 聖ロクスの栄光とは
- 2 聖ロクスの栄光の概要
- 3 ギャラリー
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