老人ホーム敬愛寮の設立
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/15 00:30 UTC 版)
1949年になると、日本近代社会事業の先駆者であり社会事業史の学者でもあった生江孝之を委員長として日本最初の有料老人ホームの設立を計画、翌1950年5月24日、約500坪の大田区大森山王の旧男爵邸を取得、同8月18日から入居を開始した。82歳の生江が寮長、64歳の髙橋が主事として実務を担当した。しかし、500坪の一軒家では次第に手狭になり、敬愛寮は10年後の1959年に神奈川県大和市に約4倍の畑地を購入、翌1960年7月に移転した。この3年前に生江は没し、髙橋は前年1月に新土地購入を見届けて寮長の職を72歳で辞していた。この施設は髙橋が寮長の時代に生江を初代理事長として1954年に社会福祉法人「敬愛寮」として認可された。その後は、社会福祉法人敬愛会「敬愛の園」として現在も大和市福田に存在する。
※この「老人ホーム敬愛寮の設立」の解説は、「髙橋直作」の解説の一部です。
「老人ホーム敬愛寮の設立」を含む「髙橋直作」の記事については、「髙橋直作」の概要を参照ください。
- 老人ホーム敬愛寮の設立のページへのリンク