翻案・影響を受けた作品
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/29 08:56 UTC 版)
「二人の貴公子」の記事における「翻案・影響を受けた作品」の解説
1664年のThe Rivalsをはじめとして、いくつか翻案が製作されている。1795年にはフランシス・ゴドルフィン・ウォルドロンがLove and Madness: or, The Two Noble Kinsmenというタイトルの翻案をロンドンのヘイマーケットにあるシアター・ロイヤルで上演した。 1956年にはBBCラジオでラジオドラマとして本作が放送された。 『二人の貴公子』はこれまで一度も映像化されたことのない唯一のシェイクスピア劇である。 日本語の舞台としては、2009年3月12日から29日まで、宝塚バウホールにて宝塚歌劇団月組公演としてミュージカル版の『二人の貴公子』が上演された。脚本は河合祥一郎による日本語訳をもとに小柳奈穂子が作成し、演出も小柳が担当している。主演は龍真咲と明日海りおがつとめた。このほか、同2009年に『二人の貴公子』をもとに大きく改変を加えた翻案『赤い城黒い砂』が上演されており、本作では脚本を蓬莱竜太、演出を栗山民也、主演を片岡愛之助、中村獅童、黒木メイサがつとめている。4月3日から5日までは京都の南座で、4月11日から26日までは東京都日生劇場で上演された。さらに2018年7月27日から10月15日まで、この作品を原作とする翻案ミュージカル『ナイツ・テイル-騎士物語-』がジョン・ケアード演出、堂本光一、井上芳雄主演で帝国劇場及び梅田芸術劇場で上演される。 『ザ・シンプソンズ』15シーズンの「酔いどれ夫婦(Co-Dependent's Day)」の中で、モー・シズラックが迂闊にも1886年産のシャトー・ラトゥール(Château Latour)のボトルを手放してしまう。モーが涙を拭くために使ったのも金では買えない稀少品、つまり、『二人の貴公子』のオリジナル原稿だった。
※この「翻案・影響を受けた作品」の解説は、「二人の貴公子」の解説の一部です。
「翻案・影響を受けた作品」を含む「二人の貴公子」の記事については、「二人の貴公子」の概要を参照ください。
- 翻案影響を受けた作品のページへのリンク