翻案映画での扱い
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 00:18 UTC 版)
ディズニーによる翻案アニメ映画『ふしぎの国のアリス』(1951年)では、ハートの女王の言動には、「すべての道は私に従うのだ」などをはじめ、『鏡の国のアリス』の「赤の女王」(チェスの駒を基にしたキャラクター)の言動が取り入れられている。声はベルナ・フェルトン(日本語版は小沢寿美恵)、カメオ出演しているディズニーの『ハウス・オブ・マウス』(2001年)やゲーム『キングダム ハーツ』(2002年)ではトレス・マクニールが声を担当している(日本語版は前者は片岡富枝、後者は小沢寿美恵)。 ティム・バートン監督の映画『アリス・イン・ワンダーランド』では、「赤の女王」にその性格や言動が継承されており、この映画では赤の女王は原作の「ハートの女王」「赤の女王」の組み合わせであるのに加えて、公爵夫人(『不思議の国のアリス』)の外見をもとにした巨大な頭部を持つキャラクターとなっている。この赤の女王を演じているのはヘレナ・ボナム=カーターである。
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