群馬GLDー17号【グンマGLDー17ゴウ】(きのこ類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第10361号 |
登録年月日 | 2002年 6月 20日 | |
農林水産植物の種類 | はたけしめじ | |
登録品種の名称及びその読み | 群馬GLDー17号 よみ:グンマGLDー17ゴウ |
|
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 群馬県 | |
品種登録者の住所 | 群馬県前橋市大手町一丁目1番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 松本哲夫、川島祐介、曽根人志、國友幸夫 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、野生種(群馬県産)を選抜して育成されたものであり、菌さんがかなり大、断面の形態は平形、中心部の色が淡褐色で、菌柄の形がとっくり型の施設栽培向きの品種である。菌さんの断面の形態は平形、大きさはかなり大、中心部及び周縁部の色は淡褐色、厚さはやや薄、肉質は中である。子実層たくの並び方は正常、幅は狭、密度は密、色はクリーム色、菌柄への付き方は垂生である。菌柄の形はとっくり型、長さは長、太さはやや細、色はやや濃色、菌さんの直径と菌柄の長さとの比率は小である。子実体の発生型は群状、発生最盛期までの期間は中、菌かき後の発生までの期間はやや長、発生最適温度はやや高、子実体の生育最適温度は高である。収量性は中、有効茎本数はかなり少である。「群馬GLD-21号」及び「群馬GLD-19号」と比較して、菌さんの断面が平形であること、子実層たくの菌柄への付き方が垂生であること等で区別性が認められる。なお、「群馬GLD-21号」及び「群馬GLD-19号」との対峙培養において明確な帯線形成をする。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成7年に群馬県林業試験場(北群馬郡榛東村)において、野生種(群馬県産)の子実体を組織分離し、得られた菌株の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、10年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
- 群馬GLDー17号のページへのリンク