繰り返し行動
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/09 08:57 UTC 版)
自閉症者は様々な繰り返し行動、限定的行動を持っており、反復的行動尺度修正版(Repetitive Behavior Scale-Revised ,RBS-R)によるカテゴリーには以下がある。 常同症(Stereotypy)。手を叩く、首振り、体振りなどの反復運動。 強迫行為。モノの並び・積み上げがルールで一意であることにこだわるなど。 同一性。変化に対する抵抗。たとえば家具を動かすことに抵抗・拒否する。 儀式的行動。特定の機能的でない習慣や儀式。日常生活における不変パターン。たとえばメニューや服が決まっている。盛られたご飯を2つに分割して食べる。 限定された行動。方向性・興味・活動について、たとえば単一のテレビ番組、玩具、ゲームなどに没頭する。 自傷。目潰し、肌引っ掻き、手を噛む、ヘッドバンギングなどの傷つけるような行為。
※この「繰り返し行動」の解説は、「自閉症」の解説の一部です。
「繰り返し行動」を含む「自閉症」の記事については、「自閉症」の概要を参照ください。
- 繰り返し行動のページへのリンク