繰り返す苦の一つとして
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/10 04:09 UTC 版)
名色は十二因縁の4番目を構成し、識(ヴィニャーナ)に続くものであり、後の六処の原因となる。 スッタニパータでは、釈迦はどのように名色を停止するかについて、学徒アジタに説いている。 「では名色(Nāmarūpa)は、いかなる場合に停止するのですか? おたずねしますが、このことをわたしに説いてください。」「アジタよ。そなたが質問したことを、わたしはそなたに語ろう、名色が停止する所を。 識(viññāṇa)が滅することによって、ここに(名色が)停止する。」 —スッタニパータ,1037
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