編纂技術にかかわるもの
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/14 00:22 UTC 版)
他に、編纂技術上の問題点として藤原は下記を挙げている。 構成上の問題として、作戦単位の記述でかつ、陸海軍別立てで記述した結果、同じ中央の作戦計画や陸海軍協定に関する記述が繰り返し表れる。 脚注が巻末に一括して史料名を列記する方式となっており、資料の性格、引用箇所を明記していない(91巻は例外と明記)。 出典も「○○のメモ」、「○○の回想」或いは単なる書名、といった表現で列挙されているため、本書を手がかりに文献調査をする際不便である 引用史料に対して史料批判をしていない 引用が要約形式となっており、本来の形式が不明なものがある
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