編曲の特徴
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/11 06:06 UTC 版)
編曲の特徴としては、従来歌謡曲で用いられなかったような楽器を積極的に使うという点がある。特に、フルートとハープの使用に特徴がある。また、コーラスも積極的に盛り込んでいる。その結果、松任谷由実(荒井由実)の作品にコーラスで参加することで注目されたアーティストも多い。全体としての作品のまとまりに優れるというよりも、部分的なフレーズに記憶に残るような著しい特色があることが多い。 また、流行に敏感で、外国の曲の特徴のある編曲を応用することもしばしばあり、一部の作品については、オリジナリティを疑問視する声もないではない。 なお、松任谷由実の作品の選別(レコード・CDに収録するかどうか)については、当初から、きわめて厳しいようであり、かなりの作品が「お蔵入り」となっていると言う。特に、シャンソン風とラテン風の作品については、辛いとする説もある。 松任谷正隆の編曲の影響を大きく受けている編曲家としては、新川博と武部聡志を挙げることができる。
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