絶縁空間とゼロ領域
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/18 05:44 UTC 版)
「レジェンド・オブ・レギオス」の記事における「絶縁空間とゼロ領域」の解説
「絶縁空間」とは、亜空間同士の相互干渉により生まれたとされる、亜空間を包むオーロラの「向こう側」にある空間のこと。この空間が生まれたことにより、人々は別の亜空間に移動することができなくなった。絶縁空間はオーロラ粒子が充満した空間で、ここに踏み込んで帰還した者はほとんどおらず、帰還した者の証言も一致しない。また、探査機械などを送り込んでも故障してしまい中の様子が分からない、謎の領域。 「ゼロ領域」とは、人の思念に反応して亜空間(1つの世界)を形成する前の、オーロラ粒子のみが充満している空間のこと。ゼロ領域には時間や距離の概念が無く、ただオーロラ粒子のみが充満しており、絶縁空間もゼロ領域の一種である。絶縁空間に踏み込んだ者の証言が一致しないのは、絶縁空間内に踏み込んだ個々人の願望にオーロラ粒子が反応し、それぞれに全く別の世界を見せる(それぞれの世界を「創造する」)ため。機械を送り込んだ場合も、その機械の製作者の残留思念が新たな世界を創造する。機械では新たな世界の創造には耐え切れず壊れてしまうため、絶縁空間に機械を送り込んで探査を行うには、人の思念が全く残っていない機械が必要である。 亜空間増設機の故障によりオーロラ・フィールドが崩壊すると、オーロラ・フィールドを形成する前の段階、ゼロ領域へと逆戻りする。崩壊したオーロラ・フィールドの住人は強制的にゼロ領域へと取り込まれる。オーロラに空いた穴(後述)から絶縁空間に入る、住んでいた亜空間が崩壊するなどしてゼロ領域に入った人間のほとんどは、オーロラ粒子により願望を剥き出しにされ、自我も肉体も失った魂だけの状態となってゼロ領域を漂い続けるが、稀にゼロ領域に入り込んでも自我を保つ者もおり、そうした人間は自身の願望が創造した世界の法則を宿した異民となって元いた亜空間に帰還するか、あるいは絶縁空間を越えて元いた亜空間とは別の亜空間へと辿り着く。
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