素材と形状
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/20 20:29 UTC 版)
形状はブルマーとほぼ同じであり、下着を覆い隠すためにサイズがやや大きめでローレグのデザインとなっている。素材は厚めの綿またはポリエステルの混紡製であることが多い。 見せることを前提に作られたものであるため、臀部などにフリルが縫い付けられ装飾性を高めてあったり、チアリーディングやバトントワリング用のものにはスコートと色や素材を合わせたレオタード状になっていることも多い。 アンダースコートは、その形状も変化している。初期の頃は、ウェスト部が臍の辺りまでのものが多かったが、ショート型のものも発売された。股刳りもローレグのものが多かったが、ハイレグのものも発売された。 色は、白が基本だが、暗い色のスコート用に濃紺や黒も用意されている。その他、桃色・水色・薄緑色・薄黄色など淡色系のカラーアンダースコートもある。 アンダースコートの最大の特徴であるフリルは、当時売りだし中のイギリス人デザイナー、テッド・ティンリング(英語版)が、どうせ見えるならと装飾用としてデザインしたのが発端と言われている。 従来のブルマー型のデザインを完全に廃したスパッツ型も存在する。スパッツ型にはフリルが施されることはほとんどない。
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