素材と寸法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/24 14:23 UTC 版)
もともとは木製であったが、後に衛生面からプラスチック製のものが用いられるようになった。かつて木製の牛乳箱を全国から受注していた「中島木箱工場」(現・「株式会社キバコヤ」)によると、受注のピークは1990年(平成2年)から1991年(平成3年)だったとのことである。ただし、夏の保冷性という点では木製のものが優ったため、当時はプラスチック製へ変更することに抵抗がある販売会社もあったと言われている。現在では、置き型の保冷箱が使用されるようになっている。 牛乳箱のサイズは様々なものがあるが、日本建築学会の『建築設計資料集成』では、幅180×奥行155×高さ235(上蓋を開けた状態で325)mmとされている。また、建築資料研究社の『絵で見る建設図解事典』では、ステンレス製で壁埋込式上開きの牛乳箱の例として、幅235×奥行78×高さ190mmのものが紹介されている。木製の牛乳箱の場合、特別な技術を求められないただの釘打ちの木箱であり、製造者にとっては単価勝負となる。
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