箱入娘とは? わかりやすく解説

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はこいり‐むすめ【箱入り娘】

読み方:はこいりむすめ

めったに外へも出さないようにして、家庭の中で大事に育てられ娘。


箱入娘

読み方:はこいりむすめ

  1. 少しも外出させず、人と交際もさせず、家に閉ぢこめて大切に育てて居る娘をいふ。〔情事語〕
  2. 少しも外出させず、人と交際もせず、家の中ばかりに置いて大切に育てるから娘のことをいふ。
  3. 外出自由にさせず、人と交際もさせず、家に閉ぢ込めて大切に育てて居る娘のことをいふ。
  4. ⑴家にばかり置いて可愛可愛いで育てた娘のこと、即ち大切な娘のこと。⑵転じて世間知らずの娘のこと。

分類 俗語情事

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箱入娘

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/09 01:34 UTC 版)

箱入娘
An Innocent Maid
監督 小津安二郎
脚本 野田高梧
池田忠雄
原案 小津安二郎
出演者 飯田蝶子
田中絹代
坂本武
撮影 茂原英雄
製作会社 松竹蒲田撮影所
配給 松竹キネマ
公開 1935年1月28日
上映時間 67分
製作国 日本
言語 日本語
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箱入娘』(はこいりむすめ)は、1935年(昭和10年)1月28日公開の日本映画である。松竹キネマ製作・配給。監督は小津安二郎モノクロスタンダードサウンド版、67分。

坂本武主演の「喜八もの[1]」の3作目。本作での喜八はメインストーリーに直接は絡まずに傍観者的役割にとどまっている。同時期にラジオドラマ化もされており、箱入娘シリーズの構想もあったが立ち消えになった。初回興行は帝国館。現存するのは脚本のみで、ネガフィルムおよび上映用プリントは失われている。

あらすじ

裏通りで煎餅を作って生活している喜八は、いつも息子に叱られている。おしげは木綿問屋の若旦那に気に入れられているが、彼女は近所に下宿している荒田が好きだった。しかし、おしげの母おつねは彼女を木綿問屋に嫁がせようとする。そこで喜八は、結婚式を中断させて皆の意見を聞きたいと言う。結局、おしげと荒田は一緒に新婚旅行に出発するのだった。

スタッフ

キャスト

脚注

参考文献

  • 『小津安二郎を読む 古きものの美しい復権』、フィルムアート社〈ブック・シネマテーク〉、1982年

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