筒井正次とは? わかりやすく解説

筒井定慶

(筒井正次 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/05 21:40 UTC 版)

筒井 定慶(つつい じょうけい[1]/さだよし[2]、生年不詳 - 慶長20年5月10日1615年6月6日〉?[3])は、戦国時代から江戸時代にかけての大名武将大和国福住に住した。福住順弘の子で、筒井順慶の養子になったとされる。通称は藤五郎、官位従五位下主殿頭。弟に筒井慶之がいる。


注釈

  1. ^ 籔 (1985, p. 221) には「三千人」とあるが、新日本古典籍総合データベースの『和州諸将軍伝』[7]を元に修正。
  2. ^ これに従えば天正16年(1588年)生まれとなる。

脚注

  1. ^ a b c 阿部猛; 西村圭子 編『戦国人名事典コンパクト版』新人物往来社、1990年、523頁。ISBN 4-404-01752-9 
  2. ^ "筒井定慶". デジタル版 日本人名大辞典+Plus. コトバンクより2022年3月31日閲覧
  3. ^ 断家譜』。
  4. ^ 籔 1985, pp. 219–220.
  5. ^ a b c d 籔 1985, p. 220.
  6. ^ a b c 籔 1985, p. 221.
  7. ^ 筑波大学附属図書館所蔵、351コマ。奈良県立図書情報館所蔵、306コマ。盛岡市中央公民館所蔵、292コマ
  8. ^ 籔 1985, pp. 221–222.
  9. ^ 籔 1985, pp. 222–223.
  10. ^ a b c 籔 1985, p. 223.
  11. ^ 籔 1985, pp. 223–224.
  12. ^ a b c d e f g h i j 朝倉弘『奈良県史 第十一巻 大和武士』名著出版、1993年、431-432頁。ISBN 4-626-01461-5 
  13. ^ a b c d e f g h i 『寛政重修諸家譜』巻第千九十七(『寛政重脩諸家譜 第6輯』國民圖書、1923年、701-702頁)。


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筒井正次

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筒井定慶」の記事における「筒井正次」の解説

寛政重修諸家譜』には、福住順弘二男筒井順慶養子になった人物として筒井順斎の名があり、その子として正次がいる。正次の仮名藤五郎官途主殿助、または主殿頭。諱は政次ともされる。 順斎は大和国福住に5,000石、武蔵国足立郡に1,000石を領し慶長15年1610年)に死去した。その跡を継いだ正次は、慶長20年1615年)の大坂の陣の際、郡山城守備し大軍大野治房らに対し寡兵抗しきれず城を退去5月3日自害した享年27。 『和州諸将軍伝』に登場する定慶5月10日28歳自害したとあり、この定慶は正次と同一人物とも考えられる。 正次の跡は子の正信継いでおり、大和所領失ったものの、その後旗本として続いた日露和親条約交渉行った筒井政憲その末裔となる。

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