筑波駅とは? わかりやすく解説

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筑波駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/19 13:00 UTC 版)

筑波駅
駅舎(1997年7月)
つくば
TSUKUBA
常陸北条 (4.5 km)
(2.7 km) 上大島
所在地 茨城県筑波郡筑波町沼田
所属事業者 筑波鉄道
所属路線 筑波線
キロ程 20.2 km(土浦起点)
駅構造 地上駅
ホーム 2面3線
乗降人員
-統計年度-
1086人/日
-1977年〜1979年当時[1]-
開業年月日 1918年大正7年)4月17日[2]
廃止年月日 1987年昭和62年)4月1日[3]
テンプレートを表示
筑波駅線路配置図

土浦

岩瀬
凡例
出典:[4]
1964年頃

筑波駅(つくばえき)は、茨城県筑波郡筑波町(現・つくば市)沼田にあった、筑波鉄道筑波線廃駅)。

筑波線の主要駅の一つであり、営業当時は筑波山の玄関口として観光客で賑わっていた。また、駅前から筑波山方向(県道42号方面)へ伸びる道路には筑波山神社の鳥居が建てられ、現在も駅前通りの面影を残している。

歴史

駅構造

駅舎側の単式ホームの1番線と島式ホームの2・3番線から成る、2面3線の地上駅であった。晩年のホーム上屋は鉄骨構造であった[1]構内踏切があり、旅客はこの踏切を渡って、駅舎側と島式ホームを移動する形となっていた[1]

現状

廃止後、長い間ホームと上屋がそのまま残されたが、取り壊された後、土浦方に筑波鉄道廃線跡を利用したサイクリングロード「つくば霞ヶ浦りんりんロード」(茨城県道505号桜川土浦潮来自転車道線)の休憩所が設置され、ベンチ公衆便所駐輪場駐車場がある。島式ホームの旧2・3番線を活用しているが、残されたのは旧構内踏切よりも土浦方の末端部分で当時の普通列車の乗車位置ではなく、さらに改修されているため当時の面影はない。

駅前のバスターミナルは「筑波山口」として引き続き利用されており、旧駅舎も関東鉄道つくば北営業所として再利用されている。

隣の駅

筑波鉄道
筑波線
常陸北条駅 - 筑波駅 - 上大島駅
  • 1943年までは、常陸北条駅との間に常陸大貫駅が存在した。

脚注

  1. ^ a b c d e f g 寺田裕一「第3章 施設・駅」『筑波鉄道 : 三度の社名変更を経たローカル私鉄』 下(初版)、カルチュア・エンタテインメント〈RM LIBRARY〉、2021年10月1日、8頁。 
  2. ^ a b 軽便鉄道運輸開始. 官報 1918年4月27日』 - 国立国会図書館デジタルコレクション
  3. ^ a b 朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 公営鉄道・私鉄』 21号 関東鉄道・真岡鐵道・首都圏新都市鉄道・流鉄、曽根悟 監修、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2011年8月7日、9-11頁。 
  4. ^ 臼井茂信、小石川多助、中川浩一「常総筑波鉄道1(私鉄車両めぐり)」『鉄道ピクトリアル』 14巻、3号、1964年3月。 
  5. ^ 軽便鉄道運輸開始. 官報 1918年6月13日』 - 国立国会図書館デジタルコレクション
  6. ^ a b 鉄道ジャーナル』 21巻、6号、鉄道ジャーナル社、1987年5月、111頁。 

関連項目

外部リンク




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