第6海兵師団_(アメリカ軍)とは? わかりやすく解説

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第6海兵師団 (アメリカ軍)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/09 09:33 UTC 版)

第6海兵師団
第6海兵師団章
創設 1944年9月7日
廃止 1946年3月31日
所属政体 アメリカ合衆国
所属組織 アメリカ海兵隊
部隊編制単位 師団
兵科 海軍歩兵
兵種/任務/特性 水陸両用戦
標語 The Striking Sixth
主な戦歴 第二次世界大戦
* 沖縄戦
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第6海兵師団(だい6かいへいしだん、6th Marine Division)は、アメリカ海兵隊師団第二次世界大戦中に編成され、沖縄戦に投入された。

概要

沖縄および日本本土などへの上陸戦を行うために編成された。前身は1944年5月に編成された第1海兵臨時旅団(1st Provisional Marine Brigade)。第1海兵臨時旅団(第4、第22海兵連隊基幹)は1944年7月にグアムの戦いに投入されており、その後1944年9月にガダルカナル島で第29海兵連隊を加え、3個歩兵連隊基幹の師団編制としたものである。この師団は、アメリカ国外で編成された唯一の海兵隊師団となっている。

那覇市内で索敵を行う、第6海兵師団の兵士(1945年)

師団は1945年4月1日に第3水陸両用軍団の一部として、沖縄本島に上陸、4月下旬までは本島北部で戦闘を行った。その後、南部へも投入されシュガーローフの戦いにも加わっている。沖縄戦終了後の7月にグアム島へ後退し、再編成を行っている。ダウンフォール作戦の一環であるコロネット作戦(1946年4月予定)において、九十九里浜に上陸する計画となっていた。その前に日本が降伏し、戦争が終結したため、第4海兵連隊は東京へ送られ占領任務に、他の部隊は中国の青島に送られ、降伏した日本軍将兵の受け入れ任務にあたった。その後、師団は1946年4月に中国にて解隊している。

編制

3個連隊基幹

  • 第4海兵連隊 4th Marine Regiment
  • 第22海兵連隊 22nd Marine Regiment
  • 第29海兵連隊 29th Marine Regiment
  • 第15海兵連隊(砲兵) 15th Marine Regiment



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