第53回全国大学ラグビーフットボール選手権大会とは？わかりやすく解説

第53回全国大学ラグビーフットボール選手権大会は2016年 11月27日から2017年 1月9日にかけて開催された全国大学ラグビーフットボール選手権大会である。大会のイメージモデルは山崎紘菜^[1]。帝京大学が8連覇を達成し、日本選手権の出場権を獲得した。

概要

14チームによる変則トーナメント制に変更し、A～Iのシード制を導入^[2]。

出場チーム数：14チーム
- 関東大学対抗戦Aグループ上位3校
- 関東大学リーグ戦1部上位3校
- 関西大学リーグ戦Aリーグ上位3校
- 北海道・東北代表1校
- 東海・北陸・中国・四国代表1校
- 九州代表（九州学生リーグI部1位）1校
- 前年度決勝戦出場チーム所属リーグ2校（関東大学対抗戦Aグループ4位と関東大学リーグ戦1部4位）

大会日程

出場大学（シード校・ノーシード校）^[3]

シードA～D　準々決勝から登場する。
- シードA：帝京大学（関東大学対抗戦Aグループ1位（前年度優勝校所属1位）・18年連続24回目）
- シードB：東海大学（関東大学リーグ戦1部1位（前年度準優勝校所属1位）・12年連続14回目）
- シードC：早稲田大学（関東大学対抗戦Aグループ2位・33年連続50回目）
- シードD：天理大学（関西大学リーグ戦Aリーグ1位・3年連続25回目）

シードE～H　3回戦から登場する。
- シードE：流通経済大学（関東大学リーグ戦1部2位・9年連続17回目）
- シードF：同志社大学（関西大学リーグ戦Aリーグ2位・4年連続50回目）
- シードG：明治大学（関東大学対抗戦Aグループ3位・8年連続45回目）
- シードH：大東文化大学（関東大学リーグ戦1部3位・4年連続24回目）

シードI　2回戦から登場する。
- シードI：朝日大学（東海・北陸・中国・四国代表・5年連続5回目）

下記3校はシード校ではないが、3回戦から登場する。
- 慶應義塾大学（関東大学対抗戦Aグループ4位・19年連続34回目）
- 中央大学（関東大学リーグ戦1部4位・4年連続17回目）
- 京都産業大学（関西大学リーグ戦Aリーグ3位・4年連続30回目）

下記2校はシード校ではなく、1回戦で対戦する。
- 東北学院大学（北海道・東北代表・2年振り4回目）
- 福岡工業大学（九州代表（九州学生リーグI部1位）・6年連続25回目）

試合日程・結果

試合開始時間は日本標準時である。

トーナメント表（1回戦・2回戦）

1回戦		2回戦




		12月3日パロマ瑞穂ラグビー場

		朝日大学	36
11月27日レベルファイブスタジアム
		福岡工業大学	38
福岡工業大学	85

東北学院大学	7

1回戦

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2016年11月27日
14時00分

福岡工業大学	85-7	東北学院大学
	詳細

レベルファイブスタジアム
観客数: 2,598人
主審: 石井克彦

福岡工業大学が2回戦で朝日大学（シードI）と対戦する。

2回戦

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2016年12月3日
11時30分

朝日大学	36-38	福岡工業大学
	詳細

パロマ瑞穂ラグビー場
観客数: 1,690人
主審: 家近賀壽夫

福岡工業大学が3回戦で大東文化大学（シードH）と対戦する。

トーナメント表（3回戦～）

3回戦

準々決勝

準決勝

決勝

12月17日 - 秩父宮

帝京大学

55

12月11日 - 秩父宮

大東文化大学

19

大東文化大学

95

1月2日 - 秩父宮

福岡工業大学

12

帝京大学

42

12月11日 - 秩父宮^[4]

天理大学

24

流通経済大学

31

12月17日 - 花園

慶應義塾大学

31

慶應義塾大学

24

天理大学

29

1月9日 - 秩父宮

帝京大学

33

26

31

同志社大学

47

同志社大学

42

3

12

東海大学

74

明治大学

22

12月17日 - 秩父宮

京都産業大学

26

京都産業大学

12

東海大学

71

3回戦

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2016年12月11日
11時30分

大東文化大学	95-12	福岡工業大学
	詳細

秩父宮ラグビー場
観客数: 2,156人
主審: 関谷惇大

大東文化大学が準々決勝で帝京大学（シードA）と対戦する。

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2016年12月11日
14時00分

流通経済大学	31-31	慶應義塾大学
	詳細 ※抽選の結果、慶應義塾大学が準々決勝進出

秩父宮ラグビー場
観客数: 4,063人
主審: 辻原潤一郎

慶應義塾大学が準々決勝で天理大学（シードD）と対戦する。

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2016年12月11日
14時05分

同志社大学	42-3	中央大学
	詳細

東大阪市花園ラグビー場
観客数: 5,701人
主審: 木村陽介

同志社大学が準々決勝で早稲田大学（シードC）と対戦する。

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2016年12月11日
12時05分

明治大学	22-26	京都産業大学
	詳細

東大阪市花園ラグビー場
観客数: 4,742人
主審: 石井克彦

京都産業大学が準々決勝で東海大学（シードB）と対戦する。

準々決勝

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2016年12月17日
14時20分

帝京大学	55-19	大東文化大学
	詳細

秩父宮ラグビー場
観客数: 6,300人
主審: 町田裕一

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2016年12月17日
14時06分

慶應義塾大学	24-29	天理大学
	詳細

東大阪市花園ラグビー場
観客数: 9,296人
主審: 松丸力

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2016年12月17日
12時05分

早稲田大学	31-47	同志社大学
	詳細

東大阪市花園ラグビー場
観客数: 8,220人
主審: 川尻竜太郎

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2016年12月17日
12時05分

京都産業大学	12-71	東海大学
	詳細

秩父宮ラグビー場
観客数: 5,210人
主審: 立川誠道

準決勝

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2017年1月2日
14時10分

帝京大学	42-24	天理大学
	詳細

秩父宮ラグビー場
観客数: 15,926人
主審: 麻生彰久

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2017年1月2日
12時20分

同志社大学	12-74	東海大学
	詳細

秩父宮ラグビー場
観客数: 15,201人
主審: 久保修平

決勝

2017年01月09日 14:00	帝京大学	33-26 (14-14)	東海大学	秩父宮ラグビー場観客数: 13,776人レフリー: 戸田京介
	トライ: 5 コンバート: 4^{[注釈 1]} PK: 0 ドロップ: 0	詳細日本ラグビーフットボール協会 2017年1月9日	トライ: 4 コンバート: 3^{[注釈 2]} PK: 0 ドロップ: 0	秩父宮ラグビー場観客数: 13,776人レフリー: 戸田京介

帝京大学
FW	01	西和磨	後半35分
FW	02	堀越康介
FW	03	垣本竜哉	後半35分
FW	04	金嶺志	後半39分
FW	05	姫野和樹
FW	06	飯野晃司
FW	07	亀井亮依
FW	08	ブロディ・マクカラン	前半34'
HB	09	小畑健太郎	後半24分
HB	10	松田力也
TB	11	竹山晃暉	後半35分	後半28'
TB	12	金村良祐
TB	13	矢富洋則	前半39' 後半15'
TB	14	吉田杏	後半23'
FB	15	尾崎晟也
リザーブ:
	16	浅見太亮
	17	渋谷拓希	後半35分
	18	平井将太郎	後半35分
	19	今村陽良
	20	ジョセファ・ロガヴァトゥ	後半39分
	21	末拓実	後半24分
	22	元田翔太	後半35分
	23	重一生

監督
岩出雅之

東海大学
FW	01	三浦昌悟
FW	02	大塚憂也	後半24分	前半6'
FW	03	渡邉隆之
FW	04	李昇剛
FW	05	テトゥヒ・ロバーツ	後半14分
FW	06	磯辺裕太		後半0分
FW	07	田澤謙	後半24分
FW	08	テビタ・タタフ	前半17' 後半35'
HB	09	湯本睦	後半2'
HB	10	眞野泰地
TB	11	藤崎眞樹
TB	12	鹿尾貫太
TB	13	池田悠希
TB	14	平尾充識	後半14分
FB	15	野口竜司
リザーブ:
	16	東森友宏	後半0分
	17	日高将吾	後半25分
	18	春名宏一	前半31分
	19	川瀬大輝
	20	西川壮一	後半22分
	21	橋本法史	後半22分
	22	村松佑一朗
	23	アタアタ・モエアキオラ	後半25分

監督
木村季由

※赤字は、優勝校もしくは得点が高いことを示す。また、脚注の( )内の分数はキックの成功率、[ ]内の自然数は当該選手の背番号を示す。

全国大学ラグビーフットボール選手権大会第53回大会優勝
帝京大学 8年連続8回目

脚注

[脚注の使い方]

注釈

^ [10]松田力也 (4/5)：前半35分，前半39分, 後半24分, 後半30分
^ [15]野口竜司 (2/3)：前半7分，前半17分, [23]アタアタ・モエアキオラ (1/1)：後半35分

出典

外部リンク

日本ラグビーフットボール協会

[5] [10]松田力也 (4/5)：前半35分，前半39分, 後半24分, 後半30分

[6] [15]野口竜司 (2/3)：前半7分，前半17分, [23]アタアタ・モエアキオラ (1/1)：後半35分

[1] 「第53回全国大学ラグビーフットボール選手権大会」女優・山崎紘菜さん　大会イメージモデル決定

[2] 「第53回全国大学ラグビーフットボール選手権大会」組み合わせ決定のお知らせ

[3] 「第53回全国大学ラグビーフットボール選手権大会」全出場校決定および3回戦対戦カード

[4] 同点でトライ数・トライ後のゴール数も同一であったため抽選を実施→抽選の結果、慶應義塾大学が準々決勝進出決定

[1]

[2]

[3]

[4]

[注釈 1]

[注釈 2]

表話編歴全国大学ラグビーフットボール選手権大会
1960年代	第1回(1964年度) 第2回(1965年度) 第3回(1966年度) 第4回(1967年度) 第5回(1968年度) 第6回(1969年度)
1970年代	第7回(1970年度) 第8回(1971年度) 第9回(1972年度) 第10回(1973年度) 第11回(1974年度) 第12回(1975年度) 第13回(1976年度) 第14回(1977年度) 第15回(1978年度) 第16回(1979年度)
1980年代	第17回(1980年度) 第18回(1981年度) 第19回(1982年度) 第20回(1983年度) 第21回(1984年度) 第22回(1985年度) 第23回(1986年度) 第24回(1987年度) 第25回(1988年度) 第26回(1989年度)
1990年代	第27回(1990年度) 第28回(1991年度) 第29回(1992年度) 第30回(1993年度) 第31回(1994年度) 第32回(1995年度) 第33回(1996年度) 第34回(1997年度) 第35回(1998年度) 第36回(1999年度)
2000年代	第37回(2000年度) 第38回(2001年度) 第39回(2002年度) 第40回(2003年度) 第41回(2004年度) 第42回(2005年度) 第43回(2006年度) 第44回(2007年度) 第45回(2008年度) 第46回(2009年度)
2010年代	第47回(2010年度) 第48回(2011年度) 第49回(2012年度) 第50回(2013年度) 第51回(2014年度) 第52回(2015年度) 第53回(2016年度) 第54回(2017年度) 第55回(2018年度) 第56回(2019年度)
2020年代	第57回(2020年度) 第58回(2021年度) 第59回(2022年度) 第60回(2023年度) 第61回(2024年度)

表話編歴全国大学ラグビーフットボール選手権大会優勝校
1960年代	1964 法政大学 1965 早稲田大学 1966 早稲田大学 1967 法政大学 1968 慶應義塾大学, 早稲田大学 1969 日本体育大学
1970年代	1970 早稲田大学 1971 早稲田大学 1972 明治大学 1973 早稲田大学 1974 早稲田大学 1975 明治大学 1976 早稲田大学 1977 明治大学 1978 日本体育大学 1979 明治大学
1980年代	1980 同志社大学 1981 明治大学 1982 同志社大学 1983 同志社大学 1984 同志社大学 1985 慶應義塾大学, 明治大学 1986 大東文化大学 1987 早稲田大学 1988 大東文化大学, 明治大学 1989 早稲田大学
1990年代	1990 明治大学 1991 明治大学 1992 法政大学 1993 明治大学 1994 大東文化大学 1995 明治大学 1996 明治大学 1997 関東学院大学 1998 関東学院大学 1999 慶應義塾大学
2000年代	2000 関東学院大学 2001 関東学院大学 2002 早稲田大学 2003 関東学院大学 2004 早稲田大学 2005 早稲田大学 2006 関東学院大学 2007 早稲田大学 2008 早稲田大学 2009 帝京大学
2010年代	2010 帝京大学 2011 帝京大学 2012 帝京大学 2013 帝京大学 2014 帝京大学 2015 帝京大学 2016 帝京大学 2017 帝京大学 2018 明治大学 2019 早稲田大学
2020年代	2020 天理大学 2021 帝京大学 2022 帝京大学 2023 帝京大学
※年は全て年度

表話編歴大学ラグビー
全国大会（日本ラグビー協会）	全国大学ラグビーフットボール選手権大会｜全国地区対抗大学ラグビーフットボール大会
関東ラグビー協会	北海道｜東北｜関東対抗戦｜関東リーグ戦｜関東春季
関西ラグビー協会	東海｜北陸｜関西｜中国｜四国
九州ラグビー協会	九州
その他	日本の大学ラグビーチーム
現存しない大会	東西大学対抗ラグビー｜朝日招待ラグビー｜東西学生対抗試合

第53回全国大学ラグビーフットボール選手権大会とは？わかりやすく解説