第4、第5の哨戒 1945年4月 - 8月
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「スキャバードフィッシュ (潜水艦)」の記事における「第4、第5の哨戒 1945年4月 - 8月」の解説
4月29日、スキャバードフィッシュは4回目の哨戒で東シナ海に向かった。哨戒海域に向かう途中、任務変更の命令を受け航空部隊の救助支援任務に向かい、5月4日には放棄されたB-29 から乗組員5名を救助した。B-29の乗組員は2日後ピクーダ (USS Picuda, SS-382) に移乗し、スキャバードフィッシュは黄海へと移動した。5月17日に小型貨物船および2隻の護衛艦と遭遇、雷撃を行う。この船団は対潜水艦攻撃部隊であった。スキャバードフィッシュの攻撃は外れ、敵戦隊は4時間にも及ぶ爆雷攻撃を行ったが、スキャバードフィッシュは損害を受けることはなかった。6月11日、スキャバードフィッシュは53日間の行動を終えてアプラ港に帰投。潜水母艦アポロ (USS Apollo, AS-25) による整備を受けた。 7月1日、スキャバードフィッシュは5回目の哨戒で日本近海に向かった。任務には救助支援任務も含まれた。7月25日から8月10日の間に東京湾南方海域を中心に7名のパイロットを救助した。8月15日にサイパン島に寄港し、終戦の報せを受け取った。8月25日、スキャバードフィッシュは51日間の行動を終えて真珠湾に帰投した。
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