第177特務大隊
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/20 00:57 UTC 版)
第177特務大隊とは、オムニ独立戦争時、X-1シリーズ開発終了とともに設立された、パワーローダーの特性を生かした運用法や戦術を研究するための、オムニ国防総省直属の特殊部隊である。この部隊は、目的を別とする3つの中隊から成っている。 第1中隊 最初に結成された、山岳などにおけるゲリラ戦を行うレンジャー部隊。 第2中隊 市街や要塞の攻略を行う突撃部隊。パワーローダーによる制圧をはじめて実行した部隊でもある。 第3中隊 X-3A完成後に結成された、破壊工作、要人救出等あらゆる戦場への緊急展開を行う即応部隊。 「DoLLS」として知られているものは第3中隊であり、女性のみで編成されている。女性のみで編成された理由には、以下のような説がある。 X-3Aに適性のある男性パイロットが、大方他の部隊に出払っていたため 厭戦気分を解消するための「アイドル部隊」という面を持たせるため 戦況上急がれていたメンバー選抜の結果女性兵士が多く、余計なトラブルを防ぐために男性兵士をすべて落としたため この中で、2と3が最も真実に近いといわれている。アイドル部隊としての活動は小説版にて描かれており、第2世代のDoLLSも当初は本当にアイドル部隊になる予定だった。 第3中隊はその任務の性質上、パワーローダーのみではなく支援車両や航空兵力を持ち、自己完結性が高い。ジアス動乱以降に再編成された第177特務大隊は即応部隊、つまりDoLLSのみの編成である。
※この「第177特務大隊」の解説は、「パワードール」の解説の一部です。
「第177特務大隊」を含む「パワードール」の記事については、「パワードール」の概要を参照ください。
- 第177特務大隊のページへのリンク