第1節 魔法の国の獣共
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/22 00:58 UTC 版)
「マテリアル・パズル」の記事における「第1節 魔法の国の獣共」の解説
全10話(『神無』1〜3巻) 序章より60年ほど前。当時まだ100歳も迎えていなかった不老不死の3人は、世界一の大国「メモリア」に身を寄せ、若き国王の元で女神と戦うための力を磨く日々を送っていた。 そんな折、メモリア王室に「辺境の小さな村が野盗に襲われる」報せが入る。国王自らが3人に実戦経験を積ませるため、共に辺境へと出向いた結果遭遇したのは、野盗を隠れ蓑とし、ある目的のために世界各地から魔法と魔導の力を集める一団「神獣伍式隊」であった。 強大な魔法の使い手でもある国王、バレットはその圧倒的な力を以て制圧を試みるが、実力では遥かに劣るはずの隊員達の、多彩な魔導の技術と緻密な連携の前に敗北を喫し、王室を脅迫するための人質となってしまう。そして1人の隊員の裏切り・暴走を経て、“辺境の野盗退治”の戦火はメモリア王都をも巻き込む規模へと拡大して行く。 本来は第5節と6節の間に(5節で元「神獣伍色隊」の面子が敵味方に分かれて再会した後、その因縁を描く回想として)挿入される予定のエピソードだったが、上述の理由で章の最初に繰り上がった。 これまで年老いた姿で登場していた人物および後に本章で登場する人物の若い頃の姿と、対照的に外見はまったく変わらないものの、魔法や技術は発展途上である3人の主人公の様子が描かれる。
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