第1巻の登場人物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/17 05:39 UTC 版)
「神さまのいない日曜日」の記事における「第1巻の登場人物」の解説
ヨーキ 声 - 野島裕史 アイの面倒を見ている青年。立ち位置としてはアイの義父に相当する。アンナとは夫婦の仲。 「村」唯一の生者(テレビアニメ版では死者)。他の生者を食い物にして成立する村の悪性と、それがアイを利用して維持されている現状を憂いている。 襲撃時にハンプニーからは見逃されているが、アンナの後を追って自殺。死体はアンナと同じ墓に埋葬された。 アンナ 声 - 渡辺明乃 アイの面倒を見ている女性。立ち位置としてはアイの義母に相当する。ヨーキとは夫婦の仲。 死者ゆえの腐臭を誤魔化すため、香水を常用している。ヨーキ同様真っ当な感性を持ち、「村」から離れさせることがアイのためになるのではないかと考えていた。 ハンプニーの襲撃により頭部を撃ち抜かれ、死体はヨーキと同じ墓に埋葬された。 ユート 声 - 丸山詠二 アイと親しかった農夫。農具を造る鍛冶屋。アイによれば無骨だが、その声はどこか優しさを感じさせるものだったという。 死者ゆえにわがままになっていることがうかがえるが、身を挺してアイを庇う姿勢はハンプニーに賞賛されている。 ハンプニーの襲撃により右脳が飛び出る負傷を負い、アイを庇いながら頭部を撃ち抜かれる。死体は燃やされ、遺灰はアイによって埋葬された。 ヒコーツ 声 - 吉野裕行 「天国」を目指している死者たちのリーダー。ハンプニーの見立てでは生前から既に殺人衝動持ちの上、脳の腐敗が相当に進行しているため、言動は破綻している。 ハンプニーの死者を許さない姿勢に「美化した自己」を投影しており、何の根拠もなく「自分ならハンプニーを殺せる」と豪語していた。一応、ハンプニーの願いを聞いて錯乱したり、「天国」の崩壊を告げられて絶望できる程度には人間性が残っていたらしい。 集団の半数がハンプニーの自爆で殲滅し、残りもアイとユリーに掃討された。
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