競泳水着フェティシズム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/28 08:07 UTC 版)
「水着フェティシズム」の記事における「競泳水着フェティシズム」の解説
競泳水着は身体に強く密着するため、ボディーラインが強調され、性欲の対象としての他者の身体を引き立たせるため、他者の身体の存在を強調または暗示するものとして、フェティシズムの対象となり得る。男性の性欲の対象としての、競泳水着を着用した女性の写真集が、ひとつのジャンルを形成するまでになっている。この場合は、性欲の究極の対象は水着ではなく他者の身体であり、その存在を強く示す、ハイレグなど身体の露出度の大きい水着が好まれることが多い。 また、競泳水着それ自体を対象とするフェティシズムも存在する。この場合は性欲の対象としての他者の身体は必要とせず、水着そのもの、あるいは水着を着用した自らの身体が性欲の対象となるものである。競泳水着には体型を補正し競泳時の水の抵抗を抑えるため、強い拘束感を伴うものが多い。とりわけ、ワンピースタイプの女性用競泳水着は、容易に脱ぐことができず、胸部や股間に強い拘束感を与える。また、競泳水着は皮膚に強く密着し、さながら「第二の皮膚」のように着用者に強い一体感を持たせる。このことから、拘束感を求めるフェティシストにも愛好される。この場合は前者の場合と異なり、全身水着のような、身体の露出度の小さいものが好まれる傾向にある。この場合は、全身タイツフェティシズム、ラバーフェティシズム、レオタードフェティシズムに近縁性をもつものと言える。 女性用の競泳水着を着用し、他者に女性として受け入れられることを愛好する男性もいる。同好の者の間で楽しむほか、実際に女性用の競泳水着を着用した状態で、公共の水泳場で泳ぐ場合もある。これらの場合は脱毛等も同時に行い、女性として見られることを目的とするため、女装の一種ということができる。(なお、この場合は更衣室の使用など、プール管理者・他の利用客との間で問題が生じる恐れがある)。 REALISE、PHARFAITE、LEOHEXといった、フェチ専門の競泳水着ブランドも存在する。
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