竜胆瑞花鳥蝶文扇箱とは? わかりやすく解説

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竜胆瑞花鳥蝶文扇箱

主名称: 竜胆瑞花鳥蝶文扇箱
指定番号 2211
枝番 01
指定年月日 1966.06.11(昭和41.06.11)
国宝重文区分 重要文化財
部門種別 工芸品
ト書
員数 1柄
時代区分 平安
年代
検索年代
解説文: の薄い剥ぎ二十を骨にし、要【かなめ】を白糸綴じた檜扇で、青、緑、、墨の岩絵具で、表には流水菖蒲【しようぶ】の生えた野辺に、松樹の上を飛遊する群鶴を、裏には画面一杯散らしその間たわむれて飛ぶを、いずれもあざやかな色調描いている。その優雅でしかも濃艶な趣きには、平安時代後期風尚感じられその間おのずから地方色感じられるのが興味をひく。
 これを納める箱は、の剥【は】ぎ板を開扇形つくった被せ蓋黒漆塗りのもので、箱の表には、緑青粉彩で、りんどう唐草からくさ】と宝相華ほうそうげ唐草の円文を三隅【すみ】に配し中央に五羽の尾長鳥廻転文をあらわしている。檜扇同時代風雅な趣にみちた作品であり、ともに神社奥深くこめられ古神宝である。
重要文化財のほかの用語一覧
工芸品:  移鞍  竜濤螺鈿稜花盆  竜胆丸文蒔絵礼盤  竜胆瑞花鳥蝶文扇箱  竜鬢筵  竜鬢褥  童鎧残闕



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