立地及び造形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/13 22:20 UTC 版)
「アフリカ・ルネサンスの像」の記事における「立地及び造形」の解説
「アフリカ・ルネサンスの像」は、アフリカ大陸の最西端にあたるセネガルのヴェルデ岬の端部、ポワント・デザルマディ(英語版)から海岸線沿いに南東に1キロメートルほど行った場所にある火山性の双丘の一つの上に立てられている。この双丘は「レ・ドゥ・マメル」(Les Deux Mamelles)と呼ばれており、その意味するところはフランス語で、「二つの乳房」もしくは「二つの円頂上の丘」である。なお、もう一方の丘の上には灯台がある。また、「アフリカ・ルネサンスの像」の設置場所は、行政上の地理区分で言えばダカール市ワカム区(英語版)になる。 「アフリカ・ルネサンスの像」の基部からの高さは50メートル。ニューヨーク市の自由の女神像や、リオデジャネイロの救世主キリスト像よりも高い。丘の高さが海抜100メートルであるので、像の頂部の海からの高さは150メートルになる。「アフリカ・ルネサンスの像」の造形は、理想化されたアフリカ黒人(black African)の一家が、赤子の指差す西の空(大西洋上)を見上げるものである。基部から内部に足を踏み入れることができ、中心の男性像の頭部に設けられた展望室に上がることができる。展望室からは海抜150メートルの高さから周囲を一望できる。
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