空間創造家具
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/08 04:31 UTC 版)
一定目的の空間を床面から切り離し、床より高い位置に確保することを目的とした家具。 日本では屋内に入るときに履物を脱ぎ、家の外と中を分離する文化が根付いているが、室内で履物を脱がない国では室内といえども、床面は地面の延長線上にあると考えられている。床面に直接座ることは地面に座ることと同等になるので、床面から一定の高さを持った空間を作り出すことが必要になる。 また、何らかの作業を行う場合にも、作業空間は床面から一定の高さにあったほうが作業効率が良いので、一定の高さに作業空間を作り出す必要も出てくる。空間創造家具のほとんどは、長い脚の上に一定の広さを持った水平面を有するのが特徴となっている。 椅子類 椅子、ソファー、座椅子など、人が座る空間を作り出すための家具。 机類 机、テーブル、座卓、箱膳(一人膳)、電話台など、執筆作業や食事などの作業空間を確保し、各種作業が効率よく行える高さを作り出すための家具。 寝具 ベッドなど、人が寝る空間を確保するための家具。 上記の家具は水平方向の空間を創造するために用いるが、衝立など下記に示すものは垂直方向に空間を仕切り、視覚的・心理的にある空間を隠したり、装飾に用いる。 衝立、間仕切り(パーティション)、屏風
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