祇園祭への対応
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/10 15:11 UTC 版)
祇園祭の山鉾巡行の際には、支障とならないように以下の対応が取られた。 巡行路と重複する区間を運休し、前後の区間で折り返し運行(四条線、河原町線) 山鉾が横断する通りの架線切断(烏丸線) 四条河原町電停(北行)の安全地帯を一時的に撤去し、交差点南側に仮設ホームを設置 このうち架線の切断は、切断箇所を電車が惰力で進むことになっていた(停止した場合は職員が押していた)。また、巡行路と重複する区間では架線の張り方に工夫がなされ、道路の片方にのみ架線柱を持つ片持ち式となっていた(四条烏丸以西では祇園祭の期間のみ臨時にセンターポール方式となった)。 これらの対応は、路線の廃止により、架線の切断は1973年(昭和48年)、運休は1977年(昭和52年)が最後となった。
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