祇園祭との関係
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/05 11:06 UTC 版)
祇園祭において仏教・修験道と関係の深い山鉾は、山伏山と役行者山等がある。 役行者山の御神体が身につける五條袈裟は聖護院宮より賜ったものであり、明治維新前までは六角堂に在所していた住心院の門前にて山を止め勤行祈念を修していた。 また、大正期には下観音(南観音山)において住心院住職内田徳純師が導師となって大般若會が修された。 平成・令和期の祇園祭は2014年度より前祭・後祭の2つの期間に分かれており、住心院が中心となって聖護院門跡の山伏も活躍している。 前祭では、宵々山の7月15日に山伏山と霰天神山を行列して練り歩き、山伏山の御神体御宝前にて柱源護摩を修している。 後祭では、巡行前日の7月23日に六角堂より、浄妙山、南観音山、北観音山、八幡山、役行者山を行列して練り歩き、役行者山御宝前にて採灯護摩を修している。 これら護摩焚き以外にも各山鉾一部にて御祈念・御回向等を行っている。
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