碓氷峠の概要
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/17 09:46 UTC 版)
「信越本線熊ノ平駅列車脱線事故」の記事における「碓氷峠の概要」の解説
詳細は「碓氷峠#鉄道」を参照 信越本線の横川 - 軽井沢間は碓氷峠を越えるため最急勾配66.7‰の区間が存在する山岳区間であり、勾配対策として通常の鉄道路線における粘着式(車輪踏面と軌条との間に生じる粘着力のみに依存する方式)ではなく、アプト式ラックレール(歯軌条)を使用したラック式鉄道路線として開業した。ラックレール区間を走行する機関車には軌条用車輪のほか、ラックレールと噛み合う歯車を備えた専用車両が用意され、1912年(明治45年)の同区間電化完成と同時に導入された10000形電気機関車はラック式歯車のほか、下り急勾配区間の走行対策として抑速発電ブレーキを装備した。
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