砂漠 (小説)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/11/03 07:57 UTC 版)
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著者 | 伊坂幸太郎 | |
発行日 | 2005年12月 | |
発行元 | 実業之日本社 | |
ジャンル | 青春小説 | |
国 |
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言語 | 日本語 | |
形態 | 上製本 | |
ページ数 | 410 | |
コード | ISBN 978-4408534848(ハードカバー)、 ISBN 978-4101250250(文庫) | |
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『砂漠』(さばく a campus life)は、伊坂幸太郎による青春小説。2005年に実業之日本社からハードカバーが出版され、2010年に新潮文庫から文庫が出版されている。
大学で出会った5人の男女がボウリング、合コン、麻雀、通り魔犯との遭遇、捨てられた犬の救出、超能力対決などを通じて互いの絆を深め、それぞれを成長させてゆく。自らの未熟さに悩み、過剰さを持て余し、それでも何かを求めて手探りで先へ進もうとする青春時代が爽快に描かれている。
主な登場人物
- 北村
- この物語の主人公且つ語り手。岩手県盛岡市出身。何事にもどことなく冷めた性格で、鳥井からは周囲を見下しがちの「鳥瞰(ちょうかん)型」の学生と揶揄される。
- 鳥井
- 軽薄で女好き。神奈川県横浜市出身。色々と言い出しっぺになる。そこそこ裕福な家の生まれ。
- 西嶋
- パンクロック好きの小太り。極端な正義感と独特な言い回しが特徴で、しばし周囲を呆れさせる。
- 東堂
- 大学一の美女。クール。人形に喩えられる顔立ちで、多数の男に交際を申し込まれては断っている。
- 南
- シャイ。明るい笑顔が魅力。超能力のような現象を起こすことが出来る。鳥井とは中学の同級生。
- 鳩麦
- アパレル店員。
- 莞爾
- 法学部の学生。コンパなどでよく幹事を務める。
- 長谷川
- 市内の短大生。
- 山田
- 経済学部の学生。合成写真を作るのが趣味。
- 古賀
- 西嶋のバイト先の社員。
備考
- 仙台との関わりが深い。
- オトバンクのFeBe(フィービー)にてオーディオブック化された。朗読は渡部薫が担当した。
関連項目
参考文献
砂漠(文庫)/伊坂幸太郎
「砂漠 (小説)」の例文・使い方・用例・文例
- 砂漠でいろいろ珍しい体験をする
- サハラ砂漠は広大であるが,ゴビ砂漠はそれほど広大ではない
- 砂漠に運河を建設する
- パイプが砂漠を通って水を運んでいる
- 砂漠とジャングルの著しい相違
- 砂漠は国土の半分近くを占めている
- サハラ砂漠
- 彼は砂漠を車で渡った
- 砂漠の植物
- 私たちが窓から砂漠を見渡したときすばらしい景色が目に映った
- 彼らは砂漠にパイプを通した
- 再び砂漠で核実験を行った
- 我々は砂漠の焼けるような砂の上を歩いた
- 急に砂漠の場面に変わった
- その監督はモロッコで砂漠の場面を撮影した
- 広大な砂漠
- 砂漠に井戸を掘る
- 森林破壊、砂漠化等多くの問題が発生する
- 砂漠の遊牧民
- ベドウィンは何世紀も砂漠で暮らしてきた。
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