石鎚国定公園
[石鎚山]
西日本の最高峰石鎚山(1,982m)を主峰とする石鎚山脈の一部を区域とする。石鎚山は山岳信仰の道場であり、山頂に熊野権現などが祀られている。一帯の山々は急傾斜の山腹を持ち、北面には断崖も見られる。山麓のモミ、ツガ林や照葉樹林から亜高山帯のシコクシラベ林まで、自然林がよく残っている。上部には高山鳥のホシガラスも生息する。
面河(おもご)渓入り口の関門と土小屋を結ぶ石鎚スカイラインと、北部山腹の成就社までのロープウェイによって、山頂への到達は比較的容易である。面河渓谷は愛媛県側の仁淀(によど)川上流にあり、10kmほどの間に関門、五色河原、蓬莱(ほうらい)峡など、見どころが連続する。亀腹岩は高さ200mに及ぶ花崗岩の大断崖である。
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