石田 梅岩とは? わかりやすく解説

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いしだ‐ばいがん【石田梅岩】

読み方:いしだばいがん

[1685〜1744]江戸中期思想家石門(せきもん)心学始祖丹波の人。本名、興長。小栗了師事実践的倫理思想わかりやすく説き町人層に歓迎された。著「都鄙(とひ)問答」「斉家論」など。


いしだばいがん 【石田梅岩】

心学

石田梅岩

読み方いしだ ばいがん

江戸中期心学者丹波国生。名は興長、通称勘平石門心学の祖。師は小栗了商業観・人間観において自由さ清新さ示し、京の町人層に歓迎された。大坂河内・和泉などにも出講し、手島堵庵斎藤全門富岡以直らの人材得て心学興隆基礎築いた著書に『都鄙問答』『斉家論』などがある。延享元年(1744)歿、60才。

石田梅岩

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/24 06:14 UTC 版)

石田 梅岩(いしだ ばいがん、旧字体石田 梅󠄀岩貞享2年9月15日1685年10月12日) - 延享元年9月24日1744年10月29日))は江戸時代思想家倫理学者石門心学の開祖。は興長。通称、勘平。丹波国生まれ。小栗了雲門下。


注釈

  1. ^ 明治維新の際に廃寺。

出典

  1. ^ a b c d e 日本古典文学大辞典編集員会『日本古典文学大辞典第1巻』岩波書店、1983年10月、132頁。 
  2. ^ 上田正昭ほか監修 著、三省堂編修所 編『コンサイス日本人名事典 第5版』三省堂、2009年、100頁。 
  3. ^ 「石田先生事蹟」、『石田梅岩全集(下)』収録、624-625ページ
  4. ^ a b 喜田 2007, p. 5.
  5. ^ 田尻佐 編『贈位諸賢伝 増補版 上』(近藤出版社、1975年)特旨贈位年表 p.43
  6. ^ 『世界をつくった八大聖人: 人類の教師たちのメッセージ』一条真也, PHP研究所, 2008
  7. ^ 研究報告「”松下幸之助が石田梅岩に傾倒した”という噂は果たして本当だろうか?」(2016年9月12日閲覧)
  8. ^ 森田健司 『なぜ名経営者は石田梅岩に学ぶのか?』 ディスカヴァー・トゥエンティワン 11ページ
  9. ^ キャラ決定「しんがくん」 石田梅岩の教えを広める 亀岡市民新聞、2011-08-29
  10. ^ 長部日出雄 『仏教と資本主義』 新潮新書 2004年 ISBN 4-10-610063-0 135ページ
  11. ^ 長部日出雄 『仏教と資本主義』 135ページ
  12. ^ 山口博『日本人の給与明細 古典で読み解く物価事情』角川ソフィア文庫、2015年、268頁。
  13. ^ 原田伴彦 『改革と維新』 講談社現代新書 1976年 39ページ
  14. ^ 山崎 2008, p. 3.


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