真・三國無双2とは? わかりやすく解説

真・三國無双2

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/01/25 20:40 UTC 版)

真・三國無双シリーズ > 真・三國無双2
真・三國無双2
ジャンル タクティカルアクション
対応機種 PlayStation 2[PS2]
Xbox[Xbox]
ゲームアーカイブス[PS3]
開発元 コーエー(現・コーエーテクモゲームス)(オメガフォース
発売元 コーエー(現・コーエーテクモゲームス)
シリーズ 真・三國無双シリーズ
人数 1 - 2人
発売日 [PS2]2001年9月20日
[Xbox]2002年9月26日
[GA]2013年1月16日
売上本数 [PS2] 117万本(2022年末時点)[1]
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真・三國無双2』(しん・さんごくむそうツー)は、 2001年9月20日コーエー(現・コーエーテクモゲームス)から発売されたアクションゲーム。「真・三國無双シリーズ」の第2作。海外でのタイトルは『Dynasty Warriors 3』。

キャッチコピーは「一騎当千、極まる。」「大軍を蹴散らす爽快感!己の活躍が戦局を変える興奮![2]

PlayStation 2版の発売後、2002年8月29日にはシリーズ初のアペンドディスク真・三國無双2 猛将伝』が発売。2002年9月26日には、通常版と『猛将伝』の内容を合わせたXbox版が発売された。PlayStation 2用ソフトとして通常版と『猛将伝』が1つのパッケージに入ったセットが、2002年8月29日に『真・三國無双2 プレミアムパック』、2003年2月6日に『真・三國無双2 & 真・三國無双2 猛将伝 コーエーメガパック』が発売された。

概要

無双武将(プレイヤーが使用可能な武将)、ステージが大幅に増え、41人になった。武将ごとに異なるステージ構成の無双モード、装備アイテム、武器の強さ、攻撃アクション追加、新勢力「南蛮」、2人同時プレイといった要素が搭載。2002年1月、出荷本数日米合計100万本を記録。ステージ上のBGMは前作とほぼ同じである[3]。前作ではボイスは掛け声とムービーのみだったが、本作からフルボイスとなった。

操作方法

デュアルショック2での例。前作からの変更点のみ記載。

通常攻撃
武器のランクに応じて最大4~6回まで攻撃できる。
チャージ攻撃
チャージ5やチャージ6は武器のランクに応じて使用可能になる。
チャージ5
敵をチャージ2よりも高く宙に浮かせる。続けて△ボタンを押すと空中で追い打ち攻撃する「チャージドライブ」に発展する。
チャージ6
武将ごとの様々な攻撃。武将によっては続けて△ボタンを押すと追加攻撃ができる。
ガード
パワーガード
ガードした状態で敵の攻撃が当たった瞬間に□ボタンを押すと敵を押し返して間合いを離す。
無双乱舞
真・無双乱舞
体力ゲージが残り少ない状態(ゲージが赤色)の時か、特殊なアイテムを装備している状態で無双乱舞を発動すると炎属性が付き、攻撃モーションも追加される。
激・無双乱舞
2人プレイで接近し、1人が無双乱舞を発動した後一定時間内にもう1人も無双乱舞を発動すると雷属性が付き、攻撃モーションも追加される。『2猛将伝』では1人プレイでも一定の条件を満たして無双護衛兵の近くにいれば発動可能。

キャラクター

強調文字は本作でプレイアブル化した武将。

蜀勢力
趙雲関羽張飛諸葛亮劉備馬超黄忠姜維魏延龐統
魏勢力
夏侯惇典韋許褚曹操夏侯淵張遼司馬懿徐晃張郃甄姫
呉勢力
周瑜陸遜太史慈孫尚香孫堅孫権呂蒙甘寧黄蓋孫策大喬小喬
他勢力
貂蝉呂布董卓袁紹張角孟獲祝融伏犠女媧

前作でモーションが同じだったキャラは、本作から一部アクションでキャラごとに独自のモーションが用意されている。また、諸葛亮・許褚・呂布の一部アクションが変更され、前作で使用武器が長剣だった司馬懿と張角はそれぞれ羽扇(諸葛亮のコンパチ)、大杖(龐統のコンパチ)を使用するキャラクターにデザインされている。

ゲームモード

無双モード

無双武将それぞれのストーリーを体験するモード。劉備曹操孫堅は制限時間が90分のステージ7つと制限時間が30分のステージ3つで、彼ら以外の無双武将ではそれぞれ5つと2つで構成される。
特定のステージでは特定の無双武将(関羽龐統典韋夏侯淵太史慈や孫堅)が撃破されるかイベントが発生した際に特殊な戦死ムービーが発生するが、それらを起こさせず生存状態のままクリアすることで以降のステージにその武将が追加登場したり、既存の武将と変更される場合がある。
エンディングムービーでバストショットが表示される無双武将(特殊な戦死ムービーが存在する武将に加え、劉備、曹操、周瑜孫策)の無双モードをクリアした場合、以降の同モードでは特定ステージでの結果に関わらずその武将が強制的に登場し続ける。

フリーモード

自由にステージと無双武将を選びプレイするモード。

VSモード

勝利条件が設定されているステージもあるが、いずれも相手プレイヤーを直接撃破する事でも勝利となる。

虎牢関三騎打ち(ころうかん さんきうち)
3対3。プレイヤーのどちらかが倒されるまで戦う。ステージは虎牢関の戦い、BGMは急襲。
玉璽争奪戦(ぎょくじ そうだつせん)
4対4。プレイヤーのどちらかが倒されるまで戦う。ステージに点在する木箱を破壊して玉璽を入手することで呂布が入手した側に加わる。ステージは呉郡攻略戦、BGMは呂布のテーマ。
長坂橋仁王立勝負(ちょうはんきょう におうだちしょうぶ)
1対1。敵兵が攻め寄せる長坂橋上で戦う。ステージは長坂の戦い、BGMは好敵手。
赤壁船上殲滅戦(せきへき せんじょうせんめつせん)
1対1。プレイヤーのどちらが先に敵兵20人撃破に到達するかを競う。ステージは赤壁の戦い、BGMは急襲。
樊城神速三番勝負(はんじょう しんそくさんばんしょうぶ)
4対4。1人ずつ攻めてくる敵将と戦う。プレイヤーのどちらが先に敵将3人撃破に到達するかを競う。1プレイヤー側は関羽、2プレイヤー側は呂蒙が総大将となる。ステージは樊城の戦い、BGMは危機一髪。
定軍山駆上勝負(ていぐんざん かけあがりしょうぶ)
4対4。プレイヤーのどちらが先に敵の総大将を撃破するかを競う。1プレイヤー側は黄忠、2プレイヤー側は夏侯淵が総大将となる。ステージは定軍山の戦い、BGMは優勢。
石兵五里霧中戦(せきへい ごりむちゅうせん)
4対4。マップ表示がされない石兵八陣の中でプレイヤーのどちらが先に敵の総大将を撃破するかを競う。1プレイヤー側は劉備、2プレイヤー側は孫権が総大将となる。ステージは夷陵の戦い、BGMは劣勢。
街亭孤立無援(がいてい こりつむえん)
1対1。接触するとダメージを受ける柵に囲まれた場所で、プレイヤーのどちらかが倒されるまで戦う。ステージは街亭の戦い、BGMは急襲。

チャレンジモード

斬合(きりあい)
体力が尽きるまで何人倒せるか競う。ステージは潼関の戦い、BGMは優勢。
神速(しんそく)
100人撃破するまでの時間を競う。ステージは山賊討伐戦、BGMは急襲。

シナリオ

ゲームシステム

武器

武器はステージ内の箱に入っており、全部で4段階用意されている。これはほとんどの場合各ステージの特定の敵将を倒した際などに得られる。 難易度などによって1~3段階目のどの武器が出るかがある程度決まり、さらにそれらの中でもランダムでアイテム効果などの性能が変動する。ゲーム難易度とステージ難易度が高いほど高性能の武器を入手しやすい。

4段階目の武器は高い性能を誇る『ユニーク武器』であり、武将ごとに性能、及び獲得条件が決まっている隠しアイテムとなっている。これは難易度「難しい」でステージごとに用意された特定条件を満たさないと入手出来ない。

属性

一部のユニーク武器はチャージ攻撃に特殊な効果が付与される。

攻撃を当てると敵は燃え上がり、再度行動可能になるか地面に着くまでの間、ダメージを受け続ける。真・無双乱舞の追加効果と同じ。
攻撃を当てると敵は電気を帯び、地面に着くと電撃波が発生して周囲の敵にもダメージを与える。
攻撃を当てると一般兵は即死、武将には残り体力の25%分の追加ダメージが必ず入る。

成長システム

武勲を入手して各ステージをクリアすれば武将のレベル(階級)が上昇し、騎乗出来る馬、象のランクが上がる。

ただし、武将の能力については前作に引き続き、主に各ステージの敵将や拠点兵長などを撃破した際に出現する剣アイテム・盾アイテムや、特定箇所に隠されたアイテムの取得によって行われる。

この成長システムはこれ以降の作品にも継続している(騎乗ランクの廃止、階級アップによって武将の能力も上昇するなどの変更は行われた)。

主題歌

一青窈『生路〜CIRCUIT〜』

開発

前作『真・三國無双』に対する営業や小売店からの評判がよく、続編も期待されていたため、本作の開発に至った[4]。また、開発チームであるオメガフォースにとってはやり残したことが多かったため、ユーザから寄せられた要望が多く取り入れられた[4]。その中で最も多かったのが「2人協力プレイの実装」だが、描写数が増えるため、本作開発時に掲げられていた敵兵の増加と両立できるかは不安だったものの、最終的には、ステージの見える範囲を狭くしたり、敵兵の表示数を減らすといった調整を施す形で実現した[4]

反響

『真・三國無双』シリーズのプロデューサーの鈴木亮浩は、2020年の電撃オンラインとのインタビューの中で、2人協力プレイがロングセールを後押ししたと感じたと話しており、1年以上かけて100万本を突破したという[4]

真・三國無双2 猛将伝

真・三國無双2 猛将伝
ジャンル タクティカルアクション
対応機種 PlayStation 2[PS2]
開発元 コーエー(現・コーエーテクモゲームス)(オメガフォース)
発売元 コーエー(現・コーエーテクモゲームス)
人数 1人(2人同時プレイ可能)
発売日 2002年8月29日
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真・三國無双2 猛将伝』(しん・さんごくむそうツー もうしょうでん)は、2002年8月29日にコーエーから発売されたアクションゲーム。

キャッチコピーは「豪傑たちよ、再び集え。いまだ見ぬ無双の極みへ。」。

PlayStation 2版『真・三國無双2』のアペンドディスクであり、その他勢力の武将の無双モード、護衛兵のエディット機能、新難易度(初心者・最強)の追加、難易度「最強」で武将ごとに特定の条件を満たすことで、第5武器の入手が可能になる。ただし、第5武器の性能及び使い勝手は、武将ごとに個人差があるため、必ずしも第4武器の上位互換というわけではない。

オリジナルシナリオ

前作『真・三國無双2』ディスクを読み込ませることで、『猛将伝』のデータを使って前作の無双モード、フリーモード、チャレンジモードを遊ぶ事が出来る。
2つのモードを使えるようにするためには、ゲームを毎回起動するたびにディスクを読み取らせる必要がある。

新しい無双モード

いずれも制限時間が90分のステージ5つと制限時間が30分のステージ2つで構成。前作『2』での無双モードは武将毎のステージ構成が異なっていても勢力毎の共通した概要が語られるが、『猛将伝』における他勢力の無双モードは各無双武将に独自のストーリーが用意され、同じステージ・シナリオであっても概要がそれぞれの武将で異なる内容となっている。

貂蝉
董卓は幼い皇帝を擁して洛陽に入り、呂布を従え、武力を背景に非道な恐怖政治を行った。貂蝉は、漢王朝の未来を憂う養父・王允を案じ、自らの美貌で董卓と呂布を相争わせ、最後に逆賊・董卓を討つ計略を引き受ける。この計略を成功させるためには双方から深い信頼を得なければならない。機が熟すその時が来るまで、貂蝉は不本意ながらも心を鬼にして董卓の敵を滅ぼしていく。
呂布
義父・丁原を裏切り、董卓の配下となった飛将・呂布。その圧倒的な武勇を振るって董卓に反抗する勢力を蹴散らすが、董卓は呂布の力を恐れるようになる。共に戦ってきた貂蝉も呂布に反旗を翻すようけしかけ、呂布は自らの意志で決意する。
董卓
黄巾の乱後も止まぬ混乱を収め台頭した西涼からの救世主・董卓。彼の活躍を妬む各地の群雄がその権勢を挫くべく攻め寄せるが、董卓はこれを迎え撃つ。さらに董卓は自ら出向いて侵攻し、天下を手中に収めようとする。
袁紹
名門の誉れ高い袁紹は反董卓連合軍を率い、董卓を討伐するが、もはや後漢王朝に権威はなく、時代は群雄が割拠する乱世へと突入した。袁紹もまた群雄の一人として天下統一に乗り出し、曹操をはじめとする敵対勢力と覇を競う。
張角
腐敗した後漢朝廷に天誅を加える理想のもと、黄巾の乱を起こした張角。しかし、現実には各地で黄巾を名乗る賊徒が暴れ、天下をさらに混迷させる結果となった。失意の張角だったが、自身を信じて付いてくる信徒達と民に心を動かされ、彼らとともに理想の国を創れる新天地を探し求めて南下する。
孟獲
南蛮王・孟獲が支配する南中一帯に、天才軍師と噂される諸葛亮が率いるの軍勢が攻め込んできた。孟獲はこれを撃退するも諸葛亮は敗北の原因を強弁。以後、孟獲が諸葛亮の言い分に合わせて追撃し、諸葛亮が敗戦の度に言い訳しては逃走を繰り返す追走劇が展開される。
祝融
孟獲の妻であり、火の神の末裔と言われる祝融。蜀の南征を撃退した彼女は南中の外に広がる世界に興味を抱き、各地を回る旅に出る。祝融・孟獲夫妻は行く先々で様々な夫婦と戦いを繰り広げていく。

新登場シナリオ

  • 貂蝉千里行(関羽千里行を流用)
  • 汝南の戦い(黄巾の乱を流用)
  • 南蛮の戦い(南蛮夷平定戦を流用)
  • 呉水軍撃退戦(海賊撃退戦を流用)

新しいチャレンジモード

速駆(はやがけ)
制限時間内にゴールに付くまでの時間を競う。ステージは定軍山の戦い、BGMは行軍。
流星(りゅうせい)
台の上から何人敵を落とせるかを競う。ステージは合肥新城包囲戦、BGMは急襲。
連撃(れんげき)
敵に当てたコンボの最大数を競う。ステージは山賊討伐戦、BGMは優勢。
統一(とういつ)
前述の三つを総合したコース。

新しい属性

攻撃を当てると敵が本来よりも高く打ち上がる。
武器ごとに決まった特殊アイテムの効果を受けられる。唯一、チャージ攻撃には関係しない属性。

新コスチューム

全てのPC武将に通常のコスチュームとは色違いの2Pカラーコスチュームが追加された。また、呂布孫尚香のみ第3のコスチュームとして『三國志戦記』シリーズのモデルが追加され、特定の条件を満たすことによって使用可能となる。

開発(猛将伝)

前作『2』に対し、ユーザーからオメガフォースに対して「呂布や貂蝉などのストーリーがないのはなぜ?」といった疑問や要望が多数寄せられた[4]

本来であれば、次回のナンバリングタイトルで対応すべきところであるが、この時点ですでに次回作『真・三國無双3』の開発が始まっており、このまま入れようとすると期間が延びてしまうため、『3』の前にユーザの意見を反映しよう話になり、アペンドディスク『真・三國無双2 猛将伝』が誕生した[4]。アペンドディスク形式にした理由について、鈴木は「アペンドディスクのアイデアは、『2』を買ってくれたユーザーに再度フルプライスを出してもらうよりは、安価で追加部分だけをプレイしてもらいたいという発想が発端だったと思います。」と2020年のインタビューの中で話している[4]

関連項目

脚注

  1. ^ 『2023 CESAゲーム白書』コンピュータエンターテインメント協会、2023年7月、191頁。ISBN 978-4-902346-47-3 
  2. ^ 『真・三國無双2』パッケージ裏面。
  3. ^ サウンドディレクターのMASAによれば、「前作の曲を極力使い、お馴染みのメロディにしたかった」と語っている。ただ、そのまま流用したわけでなく、リアレンジした上で使われている。(真・三國無双 究極音盤のブックレットより)
  4. ^ a b c d e f g 『真・三國無双』20周年インタビュー。口コミで広がり100万本を達成した人気シリーズを振り返る【周年連載】”. 電撃オンライン (2020年11月10日). 2023年7月16日閲覧。

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